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FX自動売買おすすめランキング8選【2024年】ツールやアプリの比較と設定

 

FXを始めたばかりの方には、ほったらかしでも自動的にトレードしてくれる自動売買ツールに関心を持っている人は多いでしょう。

自身でFXの売買の発注や決済を行わなわずに利益を出すことができれば、こんなに楽で便利なことはありません。
しかも、自動売買ツールに取引を任せれば、24時間相場を注視する必要もなくなります。

しかし、大切な資産を自動売買ツールに任せてよいものなのか?と不安に感じている方もいるでしょう。

自動売買のツールがどのような仕組みやルールで取引をするのかを知りたい方も多いのではないでしょうか?

このページではFX自動売買の基礎知識やメリットやデメリット、おすすめのFX会社の自動売買ツールも紹介します。

FX自動売買ランキング

※この記事では、金融商品取引登録業者が提供する自動売買ツールについて紹介しています。
※当サイトのランキングは独自に行なったアンケート調査に基づいて順位を決定しております。

目次

FX自動売買おすすめランキング【2024年】

スクロールできます
自動売買ツール名FX会社ツールの種類自動売買の手数料スプレッド(米ドル/円)最小通貨取引単位通貨ペア数

トライオートFX
インヴァスト証券リピート型1万通貨未満40円
1万~10万通貨まで20円
0.3銭1,00017
松井証券松井証券松井証券リピート型無料0.2~0.9銭120

みんなのシストレ
みんなのFXトレーダー型無料0.2銭1,00027
マイメイトインヴァスト証券AI学習選択型無料5,00016

トラリピ
マネースクエアリピート系無料4.0銭1,00016

iサイクル2取引
外為オンラインリピート型miniコース40円(1000通貨単位)
通常コース400円(1万通貨単位)
0.2銭1,00026

ループイフダン
アイネット証券リピート系無料2.0銭1,00020

トラッキングトレード
FXブロードネットリピート系1ロット1000通貨の場合片道20円0.2銭1万通貨
(ライトコースは1000通貨)
24

1位 トライオートFXは初心者から上級者まで活用できる自動売買システム

トライオートFXは、JASDAQ上場しているインヴァスト株式会社のグループ企業、インヴァスト証券が提供しているFX自動売買です。

業界最狭水準のスプレッドで、最小取引単位が1,000通貨単位なので、コストを抑えてFXを始めたいという人におすすめです。

トライオートFXの自動売買ツール投資家から高く評価されています。 投資初心者から上級者まで幅広いレベルの投資家に対応する機能を備えているからです。

自動売買ツール「トライオートFX」のメリット

① 簡単な設定で高い効果が期待できる自動売買を始められる

トライオートFX の自動売買ツールを利用するには複雑な設定は必要ありません。

取引を開始するには、設定済みのプログラムの中から好みのプログラムを選択し、数量を決定すれば完了します。

設定済みのプログラムは90種類以上で常に新しいプログラムが追加されています。

プログラムはリターン重視なのかそれとも低リスク重視なのかといった様々な項目のランキング形式でまとめられています。また、複数のロジックからも選択可能です。

初心者でも自身の希望に応じた売買スタイルを簡単に選択することができます。

②カスタマイズ性が高くオリジナルのプログラムが設定できる

トライオートFXの自動売買は初心者だけではなく上級者にも利用されています。
トライオートFXには自動売買プログラムを作成できる「ビルダー機能」を備えているからです。

ビルダー機能を使うとレンジ設定やエントリー額、利確幅や損切幅といった細かい設定が可能です。

さらに複数のプログラムを組み合わせられます。独自のプログラムで自動売買取引を行えます。

トライオートFXの注意点

自動売買で評価の高いトライオートFXですが、デモトレード機能がありません

そのため、実際に取引を行わないと自動売買の感覚を理解することができないのです。

FX初心者の人は他社の自動売買ツールのデモトレードを利用して、自動売買を体感してから口座開設したほうがよいでしょう。

トライオートFXはカスタマイズが自由にできる点が気に入っています。FX初心者の自分は初心者らしい設定にできますし、もしテクニックが身に付いた際にはその都度設定をいじれるので今から楽しみです。

スプレッドも他社に比べて狭いので、長期間使うほど利益率に差が出てくると思います。

\利益を出したユーザー86.2%/

2位 松井証券は100円から開始できる自動売買

松井証券は創業1918年の老舗の証券会社で、国内で初めてインターネット取引を開始した会社でもあります。

「注文する値幅」や「注文を仕掛けるレンジ」を自分のルールに合わせて設定し、そのルール通りに注文と売買を繰り返します。

リピート系の自動売買は、レンジ相場の小さな上下の動きに合わせてトレードが行われます。

為替相場は3割がトレンドに7割がレンジ相場になると言われているので、トレードのチャンスが多くなることが期待できます。

松井証券「自動売買」のメリット

松井証券FXの最大の特徴は「1通貨 100円」から自動売買を開始できる点です。

トレードを低いコストで始められるので、豪ドル/NZドル、ユーロ/ポンド、豪ドル/日本円など、さまざまな通貨ペアを試すことが可能です。

最低取引数が1万通貨の場合は、通貨ペアにもよりますが最低でも4万円以上の資金が必要になります。
しかし、1通貨からの取り引きができるので、数百円から自動売買を開始可能です。

松井証券の公式サイトでは人気ブロガー・アナリストの戦略がそのまま公開されています。
・投資資金20万円で始める ポートフォリオ成長戦略
・豪ドル/NZドル 300円からの自動売買戦略
・豪ドルNZドルのレンジ相場を狙う!
など、自分の理想に合ったスタイルを参考にしてみましょう。

松井証券の注意点

松井証券 FXの自動売買は、すべてのルールを自分で設定する必要がある点です。
他の自動売買システムでは、他のトレーダーやプログラムを選択することでトレードを開始することが出来ます。
しかし、松井証券の場合は、通過ペアや売買レートや値幅を自分で決める必要があります。

\1通貨100円からの自動売買/

3位 みんなのシストレは優秀なトレーダーを選ぶだけでそのままトレードOK

みんなのFXはトレイダーズ証券株式会社が運営しているFX口座です。親会社のトレイダーズホールディングス株式会社は東京証券取引所スタンダード市場上場企業で、信頼度、安定度共に高いFX口座といえます。

狭いスプレッドのため投資のコストがかからず、高水準のスワップポイントを設定しているので効果的な運用も期待できます、

みんなのFXは、自動売買ツールである「みんなのシストレ」や、通貨ペアのレートを予測し予測通りになればペイアウトを受け取れるバイナリーオプション「みんなのオプション」などのサービスを提供しています。

自動売買ツール「みんなのシストレ」のメリット

①優秀なトレーダーの取引を選んで取引を任せられる

みんなのシストレでは優秀なトレーダーを選択し、そのトレーダーと同じ取引を行うことができます。

みんなのシストレではすべてのトレーダーが取引回数、合計損益、収益率といった複数の項目を元にランキングされています。

誰がいちばん利益を出しているかが一目瞭然な上、利用者はそのランキングを元に自分の好みのトレーダーを選べます。
優秀なトレーダーと同様の取引を行えば利益をあげる可能性は高くなります。

②AIの売買判断を知ることができる

みんなのシストレでは、FX業界初のテキストマイニングAIを利用することができます。
テキストマイニングAIとは、AIが為替ニュースを基にして発する売買シグナルです。

このツールは、機械学習によってドル/円相場やユーロ/ドル相場の為替相場動向を予想します。

みんなのシストレでテキストマイニングAIを選択すれば、為替ニュースにもとづいた取引が24時間可能になります。

③初心者でも安心の体制が整っている

みんなのシストレはFX初心者にも安心できる機能が整っています。まずはアプリの操作性が優れていることです。

スマホアプリは価格が大きな文字で表示されているので見やすく、チャートを見ながらの取引が可能です。

少額の資金(1,000通貨単位)で取引可能、電話のサポート、初心者向けセミナーの実施、といったことも初心者には魅力です。

みんなのシストレはランキング形式から設定を選べるので、簡単で使いやすいです。儲かっている人がどんな条件でやっているか一発で分かるので、設定選びに時間をかけることがありません。

「とにかく早く自動売買で儲けてみたい」という方ならおすすめの自動売買ではないでしょうか。

みんなのシストレの注意点

みんなのシストレでは、効果的に取引を行うために定期的に成績を確認する必要があります。
選択したトレーダーが好成績を継続し続けるとは限らないからです。

変動する相場に対応するためにも戦略を確認しなければいけません。

\勝っているトレーダーを選ぶだけ/

4位 マイメイトはAIが自動学習で成長してトレード確率がアップ

マイメイトはインヴァスト証券が手掛ける自動売買ツールです。市場環境に適応するエージェントが、自分のかわりに売買サインを提示してくれます。

ゲームのキャラクターのようなエージェントが売買シグナルを示してくれ、その結果を受けたユーザーは褒めたり叱ったりといったアクションが取れます。

売買サインを評価することでAIが自動的に学習して、精度が高い取引に繋がっていくシステムです。

自動売買ツール「マイメイト」のメリット

①成績の良いAIを選ぶだけの簡単システム

マイメイトは、会員に応じたAIのエージェントが売買シグナルを出し、自動売買に応用させる、といった機能を持ちます。

マイメイトのAIエージェントは通貨ペアやテクニカルな指標、トレンドなどを機械学習します。学習方針を決定すれば自分だけのAIとして成長します。FX投資を有利に進めるための大きな存在になるはずです。

なお、マイメイトのAIはGoogleのアルファ碁で有名になった「強化学習型のアルゴリズム」を採用しています。

②AIは継続した学習でトレード精度がアップ

マイメイトの最たるメリットは、継続学習でトレードの精度がアップする点です。

取引するごとに学習プログラムが自動的に学習してくれ、エージェント(キャラクター)自身が成長していきます。

日々変動する相場を追いかけるように学習してくれるので、時勢に合った取引をしてくれるでしょう。

エージェントがゲームのキャラクターのようで、とても可愛いです。売買判断に対して自分が評価したことを素直に学習して次に繋げてくれるので、ペットを飼っているようで愛着がわきます。
ただ可愛いだけでなくて、長く取引することで精度が少しずつ向上するので頼もしいですね。

自動売買ツール「マイメイト」の注意点

マイメイトのデメリットは、カスタマイズ内容が限定される点です。

エージェント1体につき取引通貨ペアは1つしか選べず、保有できるポジションも1つのみです。

幅広い通貨ペアで取引していくつものポジションを保有したいという場合には向いていません。

\AIに資産運用をお任せ/

5位 トラリピは為替相場の乱高下に強い特許取得済みFX

トラリピ®は「トラップリピートイフダン」の略で、マネースクエアが提供する自動売買です。

設定した価格の範囲内で自動的に売買を繰り返して利益を狙います

価格の範囲を設定するだけで取引できるので、「上がるか・下がるか」を予想するよりも予測がおおまかで良くなります。FXにかける時間が少なくても取引できます。

自動売買ツール「トラリピ®」のメリット

①相場の上下を予想しなくても良い

トラリピ®は「これからレートが上がりそう・下がりそう」という二択ではなく、価格が上下しそうな範囲を設定します。

上がりそうか下がりそうかを考えるにはテクニカル分析に多くの時間を割かないといけませんが、範囲を指定するだけなら、そこまでの時間は必要ありません。

1回の相場予想に使う時間はもちろん、相場分析の頻度も大幅に削減できます。

②乱高下の相場に強い

一般的に、上がったり下がったりを繰り返す乱高下の相場は自動売買で敬遠されがちです。

一方、トラリピ®の場合は「値動きの範囲を設定する」という機能もあって乱高下相場に強いという特徴があります。

予想した範囲内で上下するほど利益を得るチャンスが生まれるのは、トラリピ®ならではのメリットといえます。

トラリピ®はトレンド相場だけでなく、レンジ相場でも利益を出せるのがメリットだと思います。その機能のおかげで一方通行にならない乱高下相場に強く、ほかの自動売買でマイナスが発生していてもトラリピでは稼いでいるというケースも多くあります。
ただトレンド相場では他社より不利になるケースもあり、一長一短と言った感じでしょうか。

自動売買ツール「トラリピ®」の注意点

トラリピ®の注意点としては、スプレッドがかなり広めに設定されている点が挙げられます。

たとえばUSD/JPYのスプレッドは3.0銭前後もするため、裁量取引と比べると10倍近いコストが発生する計算です。

取引手数料がかからないので総コストとしては他の自動売買ツールと大きくは変わりませんが、スプレッドは広いという事実は知っておきましょう。

6位 ループイフダンは業界最高水準のスワップポイント

ループイフダンはアイネット証券が提供している自動売買ツールです。
スプレッドは米ドル/円で2.0銭と比較的広いものの、自動売買でありながら1,000通貨単位で取引できます

通貨ペア数も20種類と豊富なので、自分の好きなペアで自動売買にチャレンジしやすいでしょう。

自動売買ツール「ループイフダン」のメリット

①初心者でも利益を上げやすい

ループイフダンでは自動売買プログラムを設定しておくだけで、投資経験なしでも利益を追及できます。

「チャートが下がると『買い』」「チャートが上がったら『売る』」というような値幅に沿った売買をしてくれるので、初心者でも迷うことがありません。

②設定が簡単

ループイフダンでは、「値幅の設定」「売買タイプ」「通貨ペアの選択」の3つを設定すれば自動売買を始められます。

自動売買ツールのなかには自分で売買ルールを設定するタイプもありますが、知識がない初心者では真価を発揮するのは大変です。

ループイフダンでは簡単な設定だけですぐ取引できるので、知識がなくても利益を狙うことができます。

ループイフダンはあらかじめ設定した設定の範囲内で取引してくれるので、その設定から外れない限りは延々と取引を続けてくれます。
自分が寝ているときや遊んでいる時でも取引して機会損失を防いでくれるので、僕は余った時間を自由に使うことができます。

自動売買ツール「ループイフダン」の注意点

ループイフダンは他の自動売買と同様、取引コストが高いというデメリットがあります。

米ドル/円では2.0銭と、裁量取引の約10倍のコストがかかります。

取引のたびにスプレッドは発生するので、取引回数が多くなるほど「スプレッド負け」の可能性も上がるでしょう。

取引回数を慎重に設定し、スプレッド負けをしないように注意する必要があります。

7位 iサイクル2取引はトレンドを見極めて自動的に売り・買いを判断

外為オンラインは、株式会社外為オンラインが2003年からサービスを開始したFX口座です。

会員に対して豊富なコンテンツやセミナーなどの情報提供を行っていることが大きな特徴です。特にセミナーは初心者から上級者まで幅広いレベルの投資家に対してそれぞれが納得いく内容を実施しています。

外為オンラインが提供している自動売買ツールは「iサイクル2取引™」というリピート型のプログラムです。

これは、通貨ペアと想定変動額とポジションの方向性(売りか買いか)を決定すればその変動額内で売買を繰り返します。コツコツと利益を積み重ねていくことができるツールです。

自動売買ツール「iサイクル2取引™ (サイクル2取引™ )」のメリット

①変動幅が外れても相場に追従して売買を行う

iサイクル2取引™は、もし「買い」を選択した場合、設定された変動額の中で買い、利益が出れば売り、と繰り返します。

もし買った後に価格が下がった場合、更に買ってポジションを増やし利益が出れば決済します。

しかし、時には相場が設定した価格の変動幅を超えて 上昇する可能性もあります。
そのような場合、iサイクル2取引™は自動的に相場を追いかけて自動売買を行うため、利益を取り損なう、というリスクを避けられます。

②トレンド機能が売買を判断する

iサイクル2取引™では相場が上昇トレンドか下降トレンドかを予測し、ポジションを買いもしくは売りで設定します。

しかし取引を行ううちに予想とは逆のトレンドになる可能性は十分ありえます。
しかしiサイクル2取引™の「トレンド機能」を使えば、トレンドの転換期にシステムが買い(もしくは売り)を反転して売買を継続します。

③デモトレードができる

iサイクル2取引™はデモトレード機能が備わっています。

自動売買ツールを使ってみたい、しかし実際に資金を投入することに躊躇している初心者は多いでしょう。
そのような人にはまずデモトレードで体感してから利用するかどうか判断ができます。

iサイクル2取引™は「買いポジション」「売りポジション」を決めて、取引したい金額を入力すればあとは自動で取引してくれるって感じの気軽さが魅力だと思います。

1日あたりの利益は数百円から数千円程度で、いきなりお金持ちを目指せるようなものではありませんが、コツコツと利益をとってくれる頼もしい存在です。

もっと投入資金を増やすことで、不労所得マシーンに育ってくれることを期待しています。

iサイクル2取引™取引の注意点

iサイクル2取引™を利用すると新規取引並びに決済を行うごとに手数料が必要となります。

なお、料金はminiコース(1,000通貨単位)で20円、通常コース(10,000通貨単位)では200円です。FX取引でコストを重視している人は注意しなければいけません。

8位 トラッキングトレードはスマホアプリで簡単に始められるリピート系FX

トラッキングトレードは、FXブロードネットが提供している自動売買システムです。

注文設定をしておくと相場の値動きに併せて自動的に注文が繰り返される「リピード型注文」に該当します。

小さな値上げ・値下げでも値動きを見逃さず、感情に流されずにコツコツと利益を積み上げていくことが可能です。

利益を生み出すロジックが分かりやすく、利益実績が86.9%と公式で明言されていることも魅力的といえるでしょう。

公式サイトでは初心者向けの情報コンテンツも充実しており、情報収集用のツールとしても活用できます。

自動売買ツール「トラッキングトレード」のメリット

①注文ルールがシンプルで分かりやすい

トラッキングトレードは自動売買のシステムが「リピート型」で分かりやすく、スタート時の注文数や利益幅も確認できることでスタート前に大まかなトレードプランをイメージしやすいメリットがあります。

注文設定が難しそうであれば事前にセットされた設定で始めることもできるので、「とりあえず自動売買を始めてみたい」と考えている人にもおすすめです。

②値幅以上の利益を獲得することも可能

FXの相場というのは、上がる時も下がるときも一直線に動くことはありません。

細かく上下に動きながら、トレンドの方向に値動きしていきます。

トラッキングトレードではその細かい値動きの揺らぎを利用して細かく利益を取っていくことができるので、「買い値から売値までの利幅」ではなく、何度も安く買い直すことでそれ以上の利益を得るチャンスがあります。

FXをあまり分かっていない状態で自動売買を始めたのですが、こんなに簡単で良いのか、というくらいに簡単な操作で自動売買を始めることができました。
細かい値動きで小さい利益を積み重ねてくれるので、見ているだけでも楽しいです。

自動売買ツール「トラッキングトレード」の注意点

トラッキングトレードでは、「買い」「売り」のポジション方向を最初に指定して注文を出すことになるので、指定とは反対のトレンドが発生した際に注意が必要です。

利食いするタイミングがないまま、ただただ新規の注文を出す→含み損が出る、というサイクルになってしまう可能性もあります。

大きなトレンドの流れが自身の指定通りになっているかは事前に確認が必要でしょう。

QUOREAはAIを取り入れた自動売買システム

QUOREA(クオレア)は、AIによる高度な投資戦略を誰もが利用できるFXの自動売買プラットフォームです。

AIが投資対象の価格変動を捉え、その差を利用して売買することで、利益を積み上げることができます。

初心者の方の投資判断にはどうしても限界がありますが、QUOREAならAIが短期から長期に至るまでの相場の莫大なデータを処理し、自分の代わりに高度な判断を下してくれます。

自動売買ツール「QUOREA」のメリット

AIによる自動売買が行われるという点に特色があります。自動売買の設定をONにするだけで、疲れ知らずのAIが自分に代わって平日24時間いつでも売買を代行してくれます。

相場の状況を適切に判断して収益を上げることに努めてくれるため、中長期の資産形成にもおすすめでしょう。

自動売買ツール「QUOREA」の注意点

「QUOREA」は無料のツールではなく、利用には一定の手数料が発生します。

手数料の金額は「月間売買代金の最大0.05%(2022年12月現在)」であり、安いと取るか高いと取るかはユーザー次第でしょう。

2023年1月1日からは「自動売買ONにしている場合は、取引回数がゼロでも月間基本手数料が2,980円かかる」という料金体系に変更になり、人によっては割高感を感じるでしょう。

一回でも取引があると基本利用料2,980円に加えて月間売買代金の0.03%がかかります。

【20代 男性】
比較的新しいサービスで、興味本位で始めたのが本当のところです。
でも、運用資金50万円を1ヶ月ほど運用した結果、手数料を差し引いても3万円程度の利益を得ることができました。
AIという最新技術を駆使しているのが良いですね。今後の成長も期待できますし、有料に抵抗がないなら使ってみても良いんじゃないでしょうか?

FX自動売買とは?仕組みやシステムを解説

FXの自動売買とはそもそもどのように取引を行うものなのか、基本的な情報と内容について紹介します。

FXの自動売買とは、システムを搭載しているツールが一定のルールに基づき自動的に為替取引を行うサービスです。

システム(プログラム)が為替取引(トレード)を自動で行うため、「システムトレード」とも呼ばれています。

自動売買で設定するルールとは、

・一定の条件(時間や価格など)に達した時に買う、もしくは売る
・一定の条件に達した時に利益を確定する、もしくは損切りをする

といった注文や決済に関する決めごとを指します。

FXの自動売買を利用している投資家は多く、その割合はFX利用者の半数以上とも言われています。

自動売買の認知度や信頼度はとても高く、FX取引ツールの常識になっています。

なお、自らの意思で取引を行う手法は「裁量取引」と呼びます。

システムが自動で売買を繰り返してトレードしてくれるので、FXの初心者の方でも安定した取引を行うことが可能です。

FX自動売買ツールの種類と特徴

FXの自動販売ツールには、大きく「開発型」「選択型」の2種類に分けられます。それぞれ特徴があり利用者によって向き不向きもあります。

自動売買ツールを選ぶ際には、そのツールがどのタイプなのかをチェックする必要があります。

開発型ツール

開発型ツールとは、プログラミング言語を使って自動売買のルールを設定し取引を行うツールです。
自らプログラムを開発する、もしくはプログラムを購入して設定をする必要があります。

開発型ツールは自分自身で設定を行うため、取引ルールを柔軟に変更することが可能です。
ただ、複雑な設定が必要なため、初心者向きのツールではありません。

開発型ツールで世界的にもっとも有名なものは「MT4(メタトレーダー4)」というツールです。

このツールには分析ツールやチャートが豊富に搭載されており、高度で柔軟な設定が可能です。
ただし設定には売買プログラムを自ら開発するか、購入しなければいけません。

選択型ツール

選択型ツールは、もともと自動売買プログラムが組み込まれているツールです。
FX会社が提供している自動売買ツールは選択型のツールです。

選択型ツールの多くは、複数のプログラムが搭載され、利用者はその中から希望するプログラムを選択して自動販売を行います。
初心者でもスムーズに自動売買ツールを利用することができるでしょう。

選択型ツールは利用する際に高度な知識はいらないものの、プログラムのロジックを利用者は変更できません。
また、変更ができないため細かな相場の変化に対応ができない、という難点もあります。

FX自動売買プログラムの種類と強み

FX自動売買ツールに組み込まれているプログラムにもいくつかの種類があり、それぞれ強みや特徴があります。
代表的なプログラムを紹介します。

リピート型

リピート型のプログラムは、その名の通り繰り返し売買を行うプログラムです。

例えば、もし米ドル/円のペアで、「1ドル110円10銭になったら買い、110円60銭になったら売る」と設定したとします。相場がその価格に達すると細かく売買を繰り返す、というロジックを持つプログラムがリピート型です。

自動売買ツールの中でもっとも人気があるのはこのリピート型プログラムです。
リピート型の人気が高いのは、短期間での大きな利益は出すことは難しいものの、安定した成績を残せる可能性が高いからです。

FXの相場は、大抵は一定の変動幅の間で価格が上下しています(このことを「レンジ相場」と呼びます)。

細かい取引を繰り返すリピート型プログラムは、レンジ相場であれば利益をコツコツと重ねていくことができます。

リピート型注文のメリット・デメリットを表にまとめたので、これからFXのシステムを決めたいという人は参考にしてみて下さい。

リピート型のメリットリピート型のデメリット
・選択するだけで簡単に設定ができる
・自分で細かいロジックを設定することも可能
・初心者向け
・一方通行の相場に弱い
・FXの知識を得る機会が少ない
・証拠金の用意が必要で、資金効率は低め

トレーダー型

トレーダー型は、実際に成果を出しているトレーダーの取引方法を参考に、プログラムに落とし込んで自動売買を行います。

初心者でありながら高度な知識や豊富な経験を持つ上級者のような取引を可能にします。

しかし、いくら成績の良いトレーダーでも、負けることもあることを忘れてはいけません。

プログラム型

売買のロジックをプログラム化させたもので、ロジックは自分で設定が可能です。

例えば「2つのラインがクロスしたときに買う」「毎日特定の時間に米ドルを買う」といった設定が可能です。
また、注文は自動で行い、決済は裁量で行う、といった設定も可能です。

プログラム型は自身で好きなように戦略や売買ロジックを設定ができ自由度が高い強みがあります。

しかし、テクニカル分析に精通していなければ効果的なロジックを設定することはできません。
初心者が使いこなすのは難しいでしょう。

FX自動売買とシステムトレードの違い

自動売買に似たような言葉に「システムトレード」があります。両者の違いをご存知ですか?

システムトレードは、事前に設定したルールに従って、機械的に取引する投資手法・投資スタイルのことです。ルールに忠実というメリットがある一方、ルールに反したことを行うことができません。

一方の自動売買は、「自動的に売買できるツールやアプリのこと」を指すため、似ているようで違う言葉であることが分かります。

  • システムトレード:投資手法、トレード手法自体のこと
  • 自動売買:自動的に売買が可能なツールやアプリを指す

FX自動売買と裁量取引(手動取引)の違い

FXの取引方法には今回紹介している自動売買だけでなく、「裁量取引」もあります。

【裁量取引とは】
投資環境やテクニカル分析の結果に対し、投資家が自分で判断して取引を行うこと

売買の判断についてAI任せにできる自動売買と異なり、裁量取引では自分で売買を行うという違いがあります。

自動売買と裁量取引の特徴の違いをまとめると、以下のようになります。

自動売買裁量取引
取引判断自動で行われる利用者自身が行う
利用者が行うこと・自動売買システムの選定
・資金管理
・経済情勢を確認
・為替レートの確認
・テクニカル分析
・資金管理
取引コスト高い低い
取引単位1,000通貨~1通貨~
収益を得るチャンス多い少ない

自動売買は事前に設定した内容に基づき、コンピュータによって自動的に売買処理が行われます。

条件に合致した時には素早くトレードしてくれるので、取引回数(=利益を狙うチャンス)は裁量取引よりも多めです。

ただし、自動売買は裁量取引よりもスプレッドが広く設定されていることもあり、1回の取引で得る利益は少なめです。

一方の裁量取引に関しては自分で取引する必要がある反面、スプレッドは狭く取引単位も小さく設定されることが一般的です。

売買タイミングを臨機応変に決められるため、利用者の知識や判断力によっては自動売買よりも大きな利益を獲得することもできるでしょう。

それぞれにメリット・デメリットがあり、「絶対に自動売買が優れている」ということではありません。

自身の力量やFXに携われる時間なども考慮して、裁量取引と使い分けることをおすすめします。

FX自動売買に必要となる資金

FXを始める際に「いくらのお金を用意しておけばいいの?」という点について、誰でも悩む問題ではないでしょうか?

ひとくちにFX自動売買といっても、手法やスタイルはさまざまで、選択する運用方法によっても必要な資金が異なります。

自動売買は短期に高額な利益を得るよりも、中長期でコツコツと利益を得るのに向いています。

年単位で運用する場合、システムごとに用意しておきたい最低限の自己資金をまとめました。

システムトレード30万円程度
リピート系10~20万円程度

システムトレードでは1本あたり5~10万円で稼働する売買システムが2~3本用意でき、損切り対策で多少の自己資金を持っておく前提で30万円程度があれば安心でしょう。

リピート系の場合は、もう少し自己資金を安く抑えられる可能性があり、短期なら数千円から始めることも可能です。

ただし、自動売買ツールでは「ドローダウン(一時的に含み損が出るケース)」に対応できる程度の自己資金を用意しておきましょう。

ギリギリの資金では瞬間的なドローダウンでロスカットに繋がるので、用意できるお金は多い方が安心できます。目安は20~30万円ですが、できれば50~100万円程度は用意しておきたいところです。

FX自動売買で覚えておきたい用語集

FXで自動売買を行う上で必要な専門用語を紹介します。

自動売買アルゴリズム(ロジック)

自動売買の取引のルールを指します。

FXの会社によって呼び名は異なり、「自動売買ロジック」と呼ばれることもあります。

ロールオーバー

ロールオーバーは、未決済の建玉を決済せずに翌営業日に持ち越すことを指します。ポジションを継続的に保有することが可能です。

自動売買に限った話ではありませんが、FXでは反対売買による決済を完了させるまでは、ロールオーバーが繰り返されることになります。

自動売買プログラム(システム)

アルゴリズムやロジックに基づき自動売買を行うシステムを指します。「自動売買システム」とも呼ばれます。

なお、前述したプログラム型の自動売買ツールであるMT4では、自動売買プログラムのことを「EA(エキスパート・アドバイザー)」と呼びます。

勝率

勝率=利益が出た回数÷取引の回数

取引のうち利益の出た回数の割合です。自動売買を行う上で、勝率は注目すべきポイントのひとつです。

しかし、スイングトレードのように中長期でポジションを保有する場合、勝率は分析の判断材料にはなりません。
取引回数が少なくなるので分析の材料にならないからです。

収益率(プロフィット・ファクター (PF))

プロフィット・ファクター(PF)=総利益÷総損失

期間内の総利益と総損失の割合のことで、収支の確認を行うための数値です。数値が大きいとプラス収支となります。

PFは総利益と総損失の割合のため、利益と損失が同じ金額だと数値は1.0になります。
というわけでPFが1.0を超えるとプラス収支に、1.0を下回ればマイナス収支になります。

ドローダウン(DD)

所有している資産の下落幅のことです。なお、一番大きい下落幅を「最大ドローダウン(DD)」と呼びます。

この最大DDは自動売買を行う際には意識しなければいけない数値のひとつです。

最大ドローダウンは、「資産の最大利益と最大損失の差」のことです。
最大DDを参考にすれば最大の損失額が想定できるので、投資に必要な資金を決定するための参考になります。

期間中の取引回数です。取引回数を把握し、さらに一定数以上の取引がないと投資や運用の成績を判断することができません。いくら勝率やPFが高くても取引回数が少ないと意味がないからです。

平均保有期間

ポジションを保有している期間です。

利益が出たポジションと損失が出たポジション、それぞれの保有している期間を検討すれば利益が出る(損失が出る)傾向が読みやすくなります。

取引回数(トレード回数)

取引回数(トレード回数)は、文字通り「期間中にトレードした回数」のことです。

トレード回数が多いほど、運用成績の有効性は大きいということができます(まぐれではない)。

たとえば「勝率90%」という自動売買システムがあったとして、その勝率が「何回試行錯誤した結果なのか」ということが重要です。

数回程度の試行回数で勝率90%になっても、長期的に同じ勝率を維持できるか分かりませんからね。

勝率を比較する際は単に数字だけを追うのではなく、どれだけのトレード回数が積み重ねられたかを確認することをおすすめします。

特に「スイングトレード(数ヶ月スパンの取引)」向けの自動売買は売買回数が少ない傾向にあるので注意が必要です。

平均損益費(ペイオフレシオ)

期間中の平均利益と平均損失の割合です。

ペイオフレシオで1回の取引での利益と損失の期待値が想定でき、数値が高いと収支が高くなります。

ただし、ペイオフレシオと勝率は必ずしも連携しません
ペイオフレシオが高いと勝率が下がり、ペイオフレシオが低いと勝率が高くなります。

自動売買ツールを選ぶ際には、ペイオフレシオと勝率、片方だけではなくいずれの数値にも注目してください。

MT4

MT4はロシアにある「メタクォーツ社」が開発した為替取引ツールのことです。

豊富なインジケーターが搭載されていて、世界中のトレーダーに利用されています。

自動売買ツールとしても利用が可能ですが、国内では運用しているFX会社が限定的という欠点もあります。

ロスカット

ロスカットは、FX会社側で行われている、「これ以上の損失を防ぐシステム」のことです。

「ロスカット」という言葉に良い印象を抱かない人も多いかも知れませんが、これがないと預けた証拠金を全額失うだけでなく、追加で資金を払わなければならないこともあります。

  • 取引単位:1,000通貨
  • 必要保証金:4,000円(1ドル=100円とした場合)
  • ロスカット:100%

上記のようなケースでは、証拠金が4,000円を下回ると強制的にロスカットになります。

デモトレード

デモトレードは、仮想の資金を使って取引画面を利用するサービスのことです。

利用するのが自己資金ではなく仮想のお金であるため、もし失敗しても自分のお金を失うことがありません。

FXでは知識と同じくらい、「メンタル」「ツールの使い勝手」が重要です。

本番の取引に入る前にデモトレードを駆使してみて、取引に慣れておくことをおすすめします。

取引に慣れることで本番の取引でも素早く適切なボタンを押して取引できるようになります。

FX自動売買の4つのメリット

まずはFX自動売買のメリットを紹介します。

自動売買にはさまざまなメリットがありますが、具体的に考えられるのは以下のようなものです。

  • 24時間取引をしてくれる
  • 相場を追いかけるストレスから解放される
  • 感情に左右されない
  • 初心者でも上級者なみの取引ができる

自動システムが24時間取引をしてくれる

自動売買は休むことなく取引を行うことがまず挙げられるメリットです。

FXには物理的な取引所がなく24時間値が動いています。日本の株式市場のように9時から15時だけ相場が動く、というわけではありません。

本業を持っている人や日常生活が多忙な主婦でも自動売買ツールがあれば本業や日常生活に影響を与えることがありません。寝ている時も安心です。

相場を追いかけるストレスから解放される

自動売買は事前に設定した内容にもとづいて24時間取引を繰り返してくれます。機械的な処理をしてくれるので、相場を追い続ける必要がありません。

裁量取引でポジションを持っている場合、相場の急変による利確や損切りのタイミングを逃さないために、こまめに相場を確認する人も少なくありません。

「常に相場を見ていないといけないけど、仕事も忙しいしストレスに感じる」と思う方も多いはずです。

自動売買なら設定範囲内で売買が自動的に行われるため、相場チェックに関する精神的な苦痛から解放されるでしょう。

感情に左右されたトレードにならない

感情に左右されず、設定したルールで機械的に取引を行うことも自動売買のメリットです。

投資には「利大損小」という格言があります。利益は大きく、損失は小さくしなければいけません。
しかし、人間は利益が出るとできる限り確定し、損失が出ると回復するまで待ちたくなる生き物です。

特に損切りの判断は難しく、判断が遅れることによって大きな損害が出てしまう、という投資家(特に初心者)は数多くいます。

自動売買ツールを利用すれば損失が出た場合でも傷が浅くすむでしょう。

初心者でも上級者なみのFXトレードができる

FXで利益を出すためにはマーケットのみならずチャートの動きのテクニカルな分析が必要になります。
投資の初心者が相場の流れを読むには、また、分析の知識を得るまでには時間がかかってしまいます。

しかし、いくら初心者でも自動売買を利用すると、大まかなトレンドを読む必要はあるものの、すぐに多くのパターンの売買をシステムに任せることができます。

さらに、トレーダー型プログラムのツールであれば実績を出している投資家の動きと同様の取引を可能にします。

FX自動売買で気をつけたい5つのデメリット

FX自動売買には裁量取引にはないデメリットもあります。

自動売買にチャレンジするのであれば、デメリットを把握しなければいけません。
注意すべきポイントを解説します。

  • 設定したアルゴリズムは永遠に通用しない
  • FX自動売買システムは万能ではない
  • 設定が初心者には難しいシステムがある
  • イレギュラーな相場・ファンダメンタルズに対応できない
  • 裁量取引よりもコストが高くなりやすい

設定したアルゴリズムは永遠に通用しない

いくら優秀な自動売買システムでも未来永劫好成績を上げ続けることはできません。
時間が経つと利用するユーザーが増えてしまうからです。

同じ自動売買システムを多くのユーザーが使うことになれば、多くの投資家が同様の取引を行うことになります。
そうすると市場に影響を与えてしまい成果が出にくくなってしまいます。

そのような事態を避けるために、トライオートFXのように自動売買アルゴリズムの上限を定めている自動売買ツールもあります。

FX自動売買システムは万能ではない

FX会社の多くは、自社の自動売買ツールで利益を出している会員が多い、とWEBサイトで謳っています。
しかし自動売買システムもそれぞれ特徴があり、全ての状況に対応できるものはありません。

例えば、上昇相場に強いシステムもあれば逆に下降相場に強いシステムもあります。
また、レンジ相場に強いといったシステムもあります。そのシステムが持つ強みを発揮しない相場状況だと損失が出る可能性があります。

自動売買ツールで損失を出さないためには、強みを発揮する相場で利用する、システムを分散するといったリスクヘッジが必要です。

初心者には設定が難しいシステムがある

自動売買システムによっては初心者では設定が難しい、というものがあります。
高度なプログラムを搭載しているシステムはFXのテクニカル分析を把握しないと設定ができません

プログラム型ツールにチャレンジしようとしたものの、設定段階で断念した、という人も数多くいるようです。

イレギュラーな相場・ファンダメンタルズに対応できない

相場が予想しなかった状況になると自動売買のシステムが相場の動きに対応できなくなります。

プログラムはレートの値動きに対して機械的に売買を行います。FOMCや雇用統計、要人の発言といったファンダメンタルズ的な要素は加味されていません。

リーマンショックのように、想定が難しい事態になると自動売買プログラムは対応ができません。アナログな判断ができないからです。

特に「レンジ相場(上がったり下がったりを繰り返す相場)」に強い」タイプの自動売買システムの場合、ファンダメンタルズによる値動きをシグナルと察知して取引を行い、損失につながる可能性もあります。

2022年9月時点で注意すべきファンダメンタルズとしては、やはりウクライナ情勢でしょう。

裁量取引よりもコストが高くなりやすい

自動売買は裁量取引と比較してコストが高くなりやすいデメリットがあります。

FX会社が提供している自動売買ツールの場合、通常のスプレッドに上乗せして取引手数料が発生します。
取引手数料がかからないFX会社でもスプレッドが上乗せされるなど、何らかの形でコストが上乗せされるでしょう。

1回のコスト増は大したことではありませんが、取引回数を重ねるほどに大きな差になってしまうので注意が必要です。

FX自動売買に向いている人の特徴

FXには自動売買のほかに、自分の力で取引を行う「裁量取引」もあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

ここからは、FXの自動売買に向いている人の特徴を見ていきましょう。

これから紹介する特徴が自身に当てはまる場合、裁量取引から自動売買への切り替えを検討してみるのも1つの選択肢です。

FXの裁量取引に割く時間がある人

「FXを始めてみたいけど、仕事が忙しくて取引に集中する時間がない……」

社会人として忙しく働いている人で、このような悩みを持った人は多いのではないでしょうか?

裁量取引する時間がない人には、自動売買がピッタリです。

通常のFXではチャート分析やエントリー、決済まで全部を自分で行う必要があります。

一方の自動売買であれば最初の設定は必要ですが、その後はシステムが自動で注文と決済を行ってくれます。

手間をかけずに自動的に収益を積み上げることが可能なので、「会社で働いていて平日昼間は取引できない会社員」や「子育てが忙しい主婦」といった方でも気軽にチャレンジすることができます。

ただし、「自動で相場をチェック・売買してくれる」とはいっても、ずっと放置するのはおすすめしません。

取引の経過や結果はしっかりとチェックし、もし相場が予想と反対に動いていた時には損失が膨らむ前に設定を見直すことも必要です。

長期的にコツコツと利益を積み重ねたい人

自動売買は、長期的に利益を追いかけられる人に向いています。

為替相場は「生き物」に例えられるくらい頻繫に動いており、短期間ではシステムが相場に間に合わずにマイナスになってしまうケースも珍しくありません。

逆に長期の目線で見れば、細かな値動きの波を自動売買が捉えてくれるので、細かな利益をコツコツと積み重ねることができます。

短期的に利益を得たいなら、短期の相場変動を捉えて売買する裁量取引(スキャルピング、デイトレードなど)の方が向いているでしょう。

FX売買中も感情のコントロールができる人

FXはスキルだけで勝つことは難しく、利用者のメンタルも勝ち負けに大きく関わってきます。

たとえば大きくリスクを取った取引で相場が反対に動いて大損してしまったようなケース。

「何とか取り戻そう」と考えて無茶なレバレッジで取引した結果、さらに大損したりロスカットになってしまったりする可能性もあります。

一方の自動売買の場合、感情を持たない機械が自動的に取引してくれるので、感情に関係なく取引を実行してくれます。「相場の方向と設定のミスマッチがない」「優勢なロジックを用意できる」などの条件を満たすことで利益を積み重ねることも十分に可能です。

「FXの基本的なことは知っているけど、過去にカッとなって大失敗してしまった」という経験がある人は、一度自動売買に挑戦してみる価値はあるでしょう。

裁量取引で利益が出せていない人

裁量取引は個人のスキルがモノをいう取引ですし、プロでも失敗することはよくある話です。

裁量取引で失敗が連続してしまって自信を失ってしまった方は、自動売買に挑戦してみるのも1つの方法です。

自動売買では定められた売買ルールに従って取引が行われるので、知識や経験に関係なく一定の取引を繰り返すことができます。

また機械が自動的に取引するので、利用者のメンタルに関係なく取引を続けられます。

「FXで大損したから辞めよう」と思っている場合、辞めてしまう前に自動売買でもう一度チャレンジしてみると上手くいくかもしれませんよ?

FX自動売買ツールのポイントと選び方

納得のいく効果をあげるためにはどの自動売買ツールを選べばよいのでしょうか?
勝率をはじめとした実績以外で注目すべきポイントを紹介します。

FX自動売買システムの勝率の高さ

自動売買ツールを選ぶ際に重要なことの1つが「勝率」です。

勝率や運用の実績は自動売買ツールの公式サイトで公開されていることが多く、自動売買ツールを選ぶ際の参考になります。

たとえばひまわり証券の「ループイフダン」では以下のような表記が見受けられます。

これまでに運用された75.79%の設定で利益が出ています。

ひまわり証券|ループイフダン

ただし、公式サイトの数値は「もっとも結果が良かった数値」を記載している可能性がある点に注意が必要です。

また、あくまで過去のシミュレーション結果であり、今後も同じ結果を出せるかどうかは分かりません。

公式サイトの情報だけを鵜呑みにせず、多方面から勝率・実績を確認しましょう。

TwitterなどのSNSでは、個人のトレーダーがトレード結果や勝率を公開しているので、一緒にチェックすると参考になるでしょう。

スプレッドやツール使用料金のコスト

FX自動売買ツールを選択する際には、コストとなるスプレッドやツールの利用料金を必ずチェックしましょう。

お金を増やすために投資や資金を運用するので投資コストはできる限り抑えたいものです。

しかもFX投資は細かな値動きで収支に大きな影響を与えます。

1~1,000通貨など少額でも取引ができるか

FXの自動売買ツールを選ぶ際は、少額取引が可能かどうかも重要なチェックポイントになります。

裁量取引の場合、従来は10,000通貨での取引が主流でしたが、現在では1,000通貨単位での取引も珍しくありません。

「SBI FXトレード」や「松井証券」のように、1通貨単位から取引できるFX会社も登場してきています。

自動売買も同様に少額取引に対応するところが増えており、裁量取引が1,000通貨から可能であれば自動売買でも1,000通貨で取引できます(例外アリ)。

興味のある自動売買ツールの最低取引額を調べ、できるだけ少額に対応したところが候補になるでしょう。

少額で取引できれば、自己資金が少ない人でも余裕を持った取引が可能です。

自動売買システムで売買できる通貨ペアの種類

自動売買によって、対応している通貨ペアの数は異なるため、自身が取引したい通貨ペアが自動売買に対応しているかは事前にチェックしておくべきです。

単純にいえば選択肢が多いほうが稼げるトレードを構築しやすくなります。

参考までに自動売買ごとに対応している通貨ペア数をまとめたので、取引するツールを選ぶ参考にしてみてください。

自動売買通貨ペア数
iサイクル2取引26通貨
ループイフダン24通貨
トラリピ16通貨
マイメイト16通貨
みんなのシストレ31通貨
ちょいトレFX14通貨

自分が使いやすい自動売買ツールを選ぶ

自動売買ツールには大切な資産の運用や投資を任せることになります。
信頼して取引を任せるために、自動売買ツールは使いやすいツールを選びましょう。

勝率の高さだけで判断しないでください。

例えば相場の知識や経験のない初心者には、スムーズに取引を開始するために容易に設定ができるツールがおすすめです。
逆に相場の知識がある人は細かな動きに対応が可能な設定ができるツールが適しています。

自動売買ツールにはそれぞれ強みや特徴があることを紹介しました。
自分の投資スタイルに合致した自動売買ツールかどうかはしっかり確認してください。

レンジ相場でこつこつ利益を上げたい人はリピート型のツールを、高い実績の投資家と同様の動きをしたい人はトレーダー型のツール を選びましょう。

FX自動売買ツールの始め方と流れ

FXの自動売買の始め方・やり方はツールごとに若干の違いがありますが、おおまかな流れはどのツールでも一緒です。

  1. 口座を開設する
  2. 管理画面にログインして入金
  3. 自動売買の設定を行って取引を開始する

1.口座を開設する

まず、自動売買を提供しているFX会社で口座を開設する必要があります。

申し込みフォームに個人情報などの情報を入力するほか、本人確認書類・マイナンバーカードの提出も必須です。

入力自体は30分以内に終わることも多いですが、その後はFX会社による審査が行われます。

審査は早ければ1営業日程度で終了するのですが、人によってはもっとかかる場合もあります。

2.管理画面にログインして入金

口座開設が完了すると、簡易書留にてログイン用のIDとパスワードが送られてきます。その情報を使って自身の管理画面にログインを行いましょう。

ログイン後は自動売買の運用資金である日本円を入金することになります。日本円を入金する手段はFX会社によって異なりますが、主に以下の3つの種類から選択することが可能です。

入金方法特徴
クイック入金銀行受付時間外であっても即時入金できる
振込入金銀行からの振込による入金
資金振替ほかのサービスや口座から振り替える形で入金する

3.自動売買の設定を行って取引を開始する

入金後は、自動売買の設定を行えば取引を開始できます。設定方法は自動売買によっても異なるため、事前に確認しておきましょう。

今回は、外為オンラインの「iサイクル2取引™」を例に、設定方法を見てみましょう。iサイクル2取引™で設定できる方法は以下の3つです。

iサイクル2取引™の設定方法

ランキング方式ランキングでリスト化されている、高い利益率を誇る注文から選択する方式
マトリクス方式シミュレーションの結果をもとに、iサイクルによって投資戦略をサポートする方式
ボラティリティ方式売り・買いの選択、過去の変動幅(値動き)、対象資産を設定するだけの3ステップで始める方式

初心者の方がとりあえず自動売買を始めたいなら、ランキング形式が気軽でおすすめです。

ランキングの中で高い利益率を出しているものを選ぶだけなので、特別な知識が無くても自動売買が始められます。

【注意】FX会社提供の自動売買以外はおすすめできない

ひとくちに「自動売買ツール」といっても、大きく分けて以下の2つの種類があります。

  • FX会社(証券会社)が提供する自動売買ツール
  • 個人や小規模事業者が作った自動売買ツール

個人や業者が作ったツールについては有料であるケースが多く、信頼性も低いためにおすすめできません。有料で買ったとしても本当に稼げるのか判断が難しいだけでなく、なかには詐欺目的・詐欺まがいのツールもあるからです。

※参考元:自動売買ソフトの販売・レンタル業者にご注意!|北海道財務局

FX会社(証券会社)は金融庁の登録を受けているため、同じ「業者」でも信頼感が全く違います。

勝率や取引回数などのデータもしっかり提示してくれますから、選ぶならFX会社が提供している自動売買ツールにしましょう。

FX自動売買の詐欺と対処法

FXの自動販売ツールを利用する上で忘れてはいけないのは、詐欺被害に合う可能性があることです。

FXが認知されてから時間が経過しているため悪質なツール提供者は減りました。しかしまだまだ詐欺のチャンスを狙っている悪意のある人間は多く存在します

騙されて大切な資金を失ってしまった、という事態にならないようにしなければいけません。

FX自動売買の詐欺の悪どい手口

まずはFX自動売買を利用した詐欺行為の手口の一部を紹介します。

実績・効果のない自動売買ツールを売りつける

全く役に立たない自動売買ツールを販売している詐欺行為の被害は未だにあります。

「確実に利益が出る」「何もせずに毎月10%の利回りを保証」などと魅力的な謳い文句のツールが販売されていれば関心を持つ人は多いはずです。たとえそれが高価なツールでも、です。

多少高額でも確実に利益が出ればと購入したものの、「全く効果が出ない、いい加減な作りのツールだった」という話は数多く報告されています。

巧みに口座開設させ入金させる

「口座開設の手数料や維持費は必要ない、まずは口座を開設してほしい」と口座を開設させ、入金した証拠金をだまし取る、という詐欺の手口があります。

このような詐欺行為は、FXに関心があるものの多忙でなかなか実行に移せない人をターゲットとしています。

出金や返金に応じない

入金した資金の出金に応じない、という悪質な業者も存在します。

このような業者は、出金をするために無茶な条件(非現実的な巨額な取引など)を要求し、条件を満たさないと出金に応じません。たとえその条件をクリアしたとしてもさらに困難な条件を提示してくるでしょう。

利益が出ても巧みな言葉で出金を拒否する、解約を拒否し返金を拒む、預けた証拠金を返さない、という悪質業者も存在します。

FX自動売買の詐欺の見分け方と避け方

利用を考えているFX自動売買ツールが悪質業者のものかどうか、判断するためのポイントを紹介します。

美味しい話を信じない

投資に「絶対」はありません。にも関わらず確実に利益が出る、元本保証するなど美味しい話を宣伝するFX業者は悪質業者である、とお考えください。

悪質業者の勧誘は広告だけではありません。
SNSのダイレクトメッセージなどで「あなただけに確実な投資方法を教えます!」と勧誘することもあります。

うまい話には裏がある、ということを忘れないようにしましょう。

高額なツールは購入しない

10万円以上する高額な自動売買ツールは、どんなに魅力的なアピールをしていたとしても信用しないでください。

高額なツールが存在するのは事実です。しかしそのツールを使いこなせるのはFXの高い知識と経験を持つ一部の人向けです。高額なツールを積極的に初心者に勧めるような業者は悪質である可能性が高いです。

現在、一般的には高額と言われているツールでも価格は数万円以内です。10万円を超えるようなツールを取り扱っている企業は信頼性を疑ってかかりましょう。

海外のFX自動販売ツールを販売している企業は利用しない

FX取引を行うのであれば国内のFX口座を利用することをおすすめします。海外のFX会社の出金トラブルは多い上に日本の法律は対応できないからです。

海外の悪徳業者の被害にあっても泣き寝入りするしかありません。

FX自動売買の詐欺にあったときは?

もしFX自動売買の詐欺にあった、もしくは怪しいと感じた時は、一人で悩まず下記の相談窓口に相談してください。

・警察
・弁護士
・国民
・消費生活センター
・消費者ホットライン

FXの自動売買でトレードする際のポイント・注意点

自動売買は相場を読む力に自信がない初心者の方でもルールにしたがって自動的に取引できるのが魅力ですが、決して万能ではありません。

損失を出すリスクを考慮して、以下の注意点を守って取引しましょう。

  • 自動売買といえども余剰資金で行うこと
  • 少額で取引できる自動売買を選ぶこと
  • 証拠金をしっかり確保すること
  • 自動売買任せにしないで損切りも視野に入れる

自動売買といえども余剰資金で行うこと

自動売買に限った話ではありませんが、投資は「余剰資金」で行うのが鉄則です。

余剰資金とは、家賃や食費、子供の教育費などの生活費を除いて余った金額のことです。

  • 誰かからお金を借りて投資に回す
  • 生活費を切り詰めて投資に回す

上記のようなお金の使い方をしないように気を付けましょう。自動売買とはいえ完ぺきではなく、時には損失が先行することもあるからです。

豊かな生活を目指してFXを始めたはずなのに、生活費を切り詰めすぎたばかりに子供の習い事ができなくなったり、借金が返せなくなったりしては本末転倒です。

少額で取引できる自動売買を選ぶこと

自動売買は機械的な取引を行うことができるツールですが、「自動的に儲かる」仕組みではありません。

相場に合わないような設定をしてしまうと、損失につながることもあります。

いきなり大きな金額で取引するのではなく、少額から取引することを心がけましょう。

「自動売買なら儲かるはず!」と思っていたのに損失を出してしまうと、精神的なダメージも大きくなってしまいます。

まず1万~3万円程度の少額から取引を始め、自動売買のコツを掴んだら徐々に取引額を増やすようにしましょう。

証拠金をしっかり確保すること

FXの自動売買で大損しないためには、まず「ゆとりを持った証拠金」の用意が必要です。

相場の急変で含み損を多く抱えたとしても「ロスカット」「追証」にならない体力があれば、含み損を減らしたり、含み益に逆転させたりすることも可能です。

一概に「どれくらいの証拠金が良いか」というのは断言できませんが、最低でも20~30万円の証拠金は欲しいところです。

可能であれば50~100万円程度の証拠金を用意しておくと、相場の急変時にも耐えられるようになるでしょう。

自動売買任せにしないで損切りも視野に入れる

自動売買という名前で勘違いしてはいけないのは、「自動的に利益を得てくれるシステムではない」ということです。

【自動売買の言葉の意味】
・自動的に利益を得てくれる→×
・自動的に売買を繰り返してくれる→〇

相場の方向と設定が逆になってしまった場合、いかに自動売買といえども利益を積み重ねることができません。

定期的に自動売買の取引内容をチェックし、必要であれば損切りすることも視野に入れておく方が賢明です。

ただし、自動売買のシステムによっては損切りができない可能性があります。

損切りの設定可能なプログラムを選ぶようにしましょう。損切り設定が可能なシステムを選んだ後は、損切りの設定を詳細に設定することもお忘れなく。

損切りの設定さえできていれば、相場状況に応じてプログラムが自動的に決済をしてくれるので、金銭的なダメージを最小限に抑えることができます。

もし損切り設定ができない自動売買システムをすでに稼働させている場合は、手動での損切りができるようにこまめにチェックすることを忘れないでください。

FX自動売買のよくあるQ&A

FX自動売買に関する素朴な疑問を集めてみました。

FX自動売買は必ず儲かりますか?

FX自動売買ツールは、あくまでも「自動的に取引を繰り返してくれる」というツールであり、「絶対に儲かる」と保証された商品ではありません。

逆に「全く儲からない」ということではなく、相場の動きと自動売買の設定がマッチしていれば値動きを捉えて利益を稼ぎ出すことは可能です。

初心者の方が自動売買ツールを選択する場合は、FXの知識不足を補える「優秀な自動売買ツール」を選ぶように心がける必要があります。

過去から現在までの利益率や勝率は公式サイトに記載されているため、各社の実績をしっかりと比較しましょう。

安定して利益を出している自動売買ツールを選ぶことができれば、稼げる可能性は高くなります。

初心者向けのFX自動売買ツールは?

自動売買システムには「リピート型」「開発型」などの種類がありますが、このうち開発型はプログラミング言語の知識やテクニカルの知識が求められ、初心者向きではありません。

初心者の方であれば「リピート型」「選択型」のFX自動売買ツールがおすすめです。
基本的なシステムトレードの知識は習得する必要がありますが、比較的簡単な設定で取引を始めることができます。

注文の仕組みがシンプルであり、「どうなったら売買してくれるのか」が明確でわかりやすく、プログラミングの知識がなく自動売買を始められるため、初心者の方に向いていると言えるでしょう。

もう1つの「選択型」は、FX会社やプロのトレーダーが用意した設定を選択して運用するシステムのことです。中身を全く知らなくても、勝率の高いシステムを選ぶだけで取引することができます。

リピート型と並んで初心者におすすめの方法ではありますが、「なぜ買ったか、なぜ負けたか」については知ることができません。

「リピート型」「選択型」それぞれの特徴を調べ、自身に合ったほうを選択すると良いでしょう。

FX自動売買で儲かるコツは?

FXの自動販売ツールで100%勝てるものはありません。しかし、勝率を上げるためのコツは存在します。

メジャー通貨で取引を行う

FXの自動売買の通貨ペアは流通量の多い通貨を選択したほうがよいでしょう。

流通量が多い通貨は値動きが安定しています。価格の大きな変化がない分安定的に成果を出せる可能性が高くなるからです。イレギュラーな値動きも起きにくい、という側面もあります。

ただし、短期間で大きな利益は期待できません。

少額での資金で行わない

FXの自動売買を行う際には少額の資金で行わないことをおすすめします。資金が少額だと証拠金に余裕がなくなるからです。

FXの自動売買は相場の動き次第で機械的にポジションを増やしますし、ロスカットを行います。状況によってはどんどん証拠金が減っていき、投資を継続できなくなります。

無料のFX自動売買ツールはある?

FX会社が提供している自動売買ツールのほとんどは無料で利用できます。
また、自動売買プログラムを無料で提供している、という人やサイトも存在します。

ただし、個人が提供しているプログラムが高い性能を持っているかどうかは客観的に判断することは難しいため、利用するかは十分に検討してください。

さらに、このような安全性が保証できないプログラムを自分のPCにインストールしてしまうことにもなります。自己責任で判断してください。

少額で取引できる自動売買ツールはある?

FXの世界で少額取引できる会社と言えば「SBI FXトレード」と「松井証券FX」が有名です。

いずれも1通貨からの取引のため、100~200円もあれば取引を始められます。

ただ、いずれも自動売買には対応していないのが残念です。

自動売買で少額取引をしたいなら「みんなのシストレ」「トライオートFX」「FXブロードネット」などがおすすめです。

いずれも1.000通貨単位での取引に対応しているので、約4,000~5,000円もあれば米ドル円の取引を始められます。

FX自動販売ができるスマホアプリはある?

FX会社が提供している自動売買ツールの多くは、スマホアプリに対応しています。

ただし、プログラム型の自動販売ツールは基本的にスマホに対応していません。

まとめ

投資商品の一つとして、トレーダーに人気のあるFX。

ただし、安定した利益を出すためには、経済などのファンダメンタルや相場を読むテクニカルの知識など、多くの経験が必要になります。

初心者の方の場合、いつ買っていつ売ればよいのかが分からず、トレードに二の足を踏んでしまう方も多いようです。
また、チャートが気になって、仕事が手につかないという悪循環にもなりかねません。

そんな、FX初心者の方に人気が集まっているのがFXの自動売買です

感情に左右されることなく、プログラムされたルールに則って、淡々と売買を行ってくれる自動売買は、専業トレーダーも活用しているシステムです

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