裁量でFX取引をしても損失ばかりが増える…裁量で勝てるイメージがわかない。
自動売買で自分の感情を排除した取引を行いたいと考える人は多いのではないでしょうか?
FXの自動売買とは、プログラムに従って自動的に為替取引を行うシステムです。つまり、コンピュータがあなたの代わりに取引を行ってくれるので、感情に左右されずニュートラルな状態で取引ができるのが一番の特徴です。
また、24時間取引を続けることができるので、時間に縛られずに仕事中や睡眠中でも自動で取引を行ってくれます。
このページでは、各社の「特徴」「スプレッド」「手数料」「通貨ペア数」等を比較し、初心者でも使える「おすすめのFX自動売買ツール」を紹介します。
自動売買ツールの種類
自動売買ツールには、主に「開発型シストレ」と「選択型シストレ」の2つに分かれます。
まずはそれぞれの特徴を理解し、自分の戦略に合ったツールを選びましょう。
プログラミングの知識や裁量取引の経験が浅い人は、はじめに「選択型システムトレード」を使ってみて下さい!
開発型システムトレードツール(上級者向け)
開発型シストレツールは、ユーザーが自分で設定やカスタマイズを行うタイプのツールです。
高度な設定が可能で、自分の取引戦略を自由に組み立てることができます。しかし、このツールを効果的に運用するには専門知識が必要です。特にプログラミングが得意な方やトレード経験が豊富な方に向いています。
具体的には、プログラミング言語であるPythonやMQL(MetaQuotes Language)を用いて、自分だけの独自の戦略を作成し、自動売買を実行することができます。自分の市場観や分析手法を反映させたシステムを構築することで、他のトレーダーとは一線を画す取引が可能になります。
X(旧Twitter)上で「Botter」と呼ばれる人たちがココにあたります。
仮想通貨や為替といった取引が主戦場にななりますが、ひたすらプログラミングをして様々なタイプのBOTを放出していきます。中には勝てないBOTも多く、10個作って1つ勝てるBOTが出来たら上出来といったように製作者の勝ち理論が問われます。
「為替レートが前日の高値を上回ったら売る」というような、一定のルールを自動化して売買が出来ます。他にも、「別の指数に連動して売買をさせる」といった、その他のツールでは出来ないことも可能になります。
選択型システムトレードツール(初心者向け)
選択型シストレツールは、あらかじめ用意されたストラテジー(売買戦略)を選ぶだけで利用できるツールです。
このツールは初心者向けで、簡単に始められるのが魅力です。トレーダー型とも呼ばれ設定が簡単なので、トレードの経験がなくても安心して使えます。
このタイプのツールでは、数多くの戦略が用意されており、自分のリスク許容度や目標に合ったものを選ぶだけで良いため、深い知識が無くても取引を始められます。実際に取引を行いながら学びたい初心者にとっては、非常に有益なツールと言えるでしょう。
あらかじめツール内に用意された「プロのトレーダーが考えた戦略」を選ぶだけで、自動売買が始まります。
・自動売買の仕組みと動作原理はどうなっているの?
自動売買は設定されたアルゴリズムに基づき、特定の条件が満たされた場合に取引を自動で実行します。プログラムが市場データを分析し、取引を判断します。仕組みを理解し、適切な戦略を設定することが成功の鍵です。
・自動売買の良いところってどんなところ?
自動売買はアルゴリズムに基づいて取引を自動化しますが、手動取引はトレーダーが自身の判断で行います。自動売買は感情に左右されないのが利点です。手動取引で損失を出してしまう最も多いのが安易なポジションをとってしまうこと。自動売買に任せることで、裁量取引のデメリットを克服できます。
自動売買ツールを選ぶ際には、自分のトレードスタイルや目的に合ったものを選ぶことが重要です。初心者の方は選択型シストレツールでプロの戦略を活用してみましょう。それを運用して自分なりに構築したい戦略が生まれてきたのななら、プログラミングの知識を身につけ独自のプログラムを作ると良いでしょう。
FX自動売買プログラムの種類
- バイ・アンド・ホールド
- バリュー投資
- スイングトレード
- モメンタム取引
- スキャルピング
- デイトレード
- ポジション取引
- アービトラージ
- オプション取引
- マーケットメイキング
FXには様々な戦略がありますが、ツールの種類について紹介します。
リピート型自動売買ツール
リピート型自動売買ツールは、特定の価格帯で自動的に売買を繰り返す仕組みです。例えば、相場が100円から110円の間で動いているとき、この範囲内で買ったり売ったりを自動で行い、小さな利益を積み重ねます。このツールは、相場が一定の範囲内で動くレンジ相場で特に効果を発揮します。
手動での取引が難しい短期の変動も捉えやすいです。また、24時間自動で取引を行うため、相場のチャンスを逃さずに取引できます。ただし、大きな価格変動には向いていないため、設定する価格帯が重要です。リピート型自動売買ツールを活用することで、リスクを管理しながら安定した収益を目指すことができます。
特定の通貨ペアが一定の範囲内で推移することを前提に、その範囲内で売買を繰り返すことで利益を狙います。
トレーダー型
トレーダー型は既に実績のあるトレーダーの取引参考にしてプログラムを作成しています。初心者でも、経験豊富なトレーダーと同じ視点で取引ができるので、取引の勉強をしながら進めることができます。
プログラムだけではなく、対象のトレーダーと連動させる「コピトレ」というシステムもあります。
注意点としては経験豊富なトレーダーでも負ける事が有るという事を念頭に入れておきましょう。
プログラム型
プログラム型のシステムトレードは「開発型システムトレード」と同じ括りに入ります。他の利用者が作った理論やサービスが用意したプログラムをツールとして落とし込んだものになります。
例えば、「売りも買いも自動取引に任せる方法」もありますが、「購入プロセスだけプログラムにやらせて、決済は裁量で行う」といった、自由度の高い取引条件も設定できます。相場の取引は購入するタイミングが重要です。その一番難しい部分をBOTにやってもらうんです。
また、用意されたプログラムに満足できなくなったら、プログラミングを勉強して独自のBOTを作っても良いでしょう。こういったプログラムを組むためには、テクニカル取引の経験も必須になるため、上級者向けの取引方法と言えますね。
おすすめFX自動売買ツールランキング
1位 トライオートFX
2位 松井証券
3位 みんなのシストレ
4位 マイメイト
5位 トラリピ
6位 iサイクル2取引
7位 ループイフダン
8位 トラッキングトレード
ツールを選ぶ際に比較したい項目
自動売買ツールを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントを比較することが大切です。
以下の項目に注目して、自分に合ったツールを選びましょう。
- ・スプレッド
-
スプレッドとは、売値と買値の差のことで、取引コストに直接影響します。スプレッドが小さいツールは、コストが低く抑えられるため、利益を出しやすくなります。
- ・手数料
-
ツールごとに取引手数料が異なる場合があります。手数料が安いツールを選ぶことで、トータルの取引コストを抑えることができます。
- ・通貨ペア数
-
通貨ペア(円とドルといった、取引を行う2ヵ国の通貨の組み合わせのことです。)
なので通貨ペア数とは、取引ができる通貨の種類の数の事ですね。どの取引所でも代表的な「通貨ペア」が用意されておりますが、仮想通貨やニッチな通貨の取引をしたいのなら、その取扱いのある取引所を探す必要があります。
- ・取引単位
-
取引単位が小さいツールは、少額から取引を始めることができるため、初心者に適しています。大きなリスクを取らずに、少額で取引を練習したい場合に便利です。
※手数料・スプレッドが大きくなるほど、短時間で行う細かな取引に不向きになります。これらの項目を一覧で比較して、自分に最適なツールを見つけて下さい。
自動売買ツール名 | 運営会社 | 公式サイト | ポイント | ツールの種類 | 手数料 | スプレッド(米ドル/円) | 最小通貨取引単位 | 通貨ペア数 | 電話サポート | デモ取引の有無 | こまめに取引する人 |
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トライオートFX | インヴァスト証券 | 少額から始められる、初心者にも優しいリピート型自動売買ツール | リピート型 | 1万通貨未満40円 1万~10万通貨まで20円 | 0.3銭 | 1,000 | 17 | ||||
松井証券 | 松井証券 | 少額から始められ、初心者でも簡単に使えるリピート型自動売買ツール | リピート型 | 無料 | 0.2~0.9銭 | 1 | 20 | ||||
みんなのシストレ | みんなのFX | 優秀なトレーダーを選ぶだけで簡単に始められる自動売買ツール | トレーダー型 | 無料 | 0.2銭 | 1,000 | 27 | 有(電話・メール) | |||
マイメイト | インヴァスト証券 | 初心者向けの設定が選べて、リスクを抑えた取引ができる。 | AI学習選択型 | 無料 | – | 5,000 | 16 | ||||
トラリピ | マネースクエア | レンジ相場での自動売買に特化し、リピート注文で利益を積み重ねるFXツール | リピート型 | 無料 | 4.0銭 | 1,000 | 16 | ||||
iサイクル2取引 | 外為オンライン | 相場に自動で追従し、簡単な設定でコツコツ利益を積み重ねるリピート型自動売買ツール | リピート型 | miniコース40円(1000通貨単位) 通常コース400円(1万通貨単位) | 0.2銭 | 1,000 | 26 | アリ | |||
ループイフダン | アイネット証券 | シンプルな設定で自動的に利益を積み上げるリピート型FX自動売買ツール | リピート型 | 無料 | 2.0銭 | 1,000 | 20 | 不利 | |||
トラッキングトレード | FXブロードネット | レンジ相場とトレンド相場に対応する自動追尾機能付きのリピート型FX自動売買ツール | リピート型 | 1ロット1000通貨の場合片道20円 | 0.2銭 | 1万通貨 (ライトコースは1000通貨) | 24 |
おすすめの組み合わせ
自動売買ツールを複数併用することで、リスク分散や利益の最大化を図ることができます。以下に、効果的な組み合わせの例を紹介します。
- ・リスクを分散させるために異なるタイプのツールを併用する
-
例えば、リピート型ツールと選択型ツールを併用することで、市場の異なる局面に対応できます。リピート型ツールは安定した取引を提供し、選択型ツールはプロの戦略を活用することで高い利益を狙います。
- リピート型=(相場が大きく動かない時に利益も安定する)
- 選択型=(相場が大きく動く時に対応できる)
- ・利益を最大化するための組み合わせ
-
異なる通貨ペアや市場で取引する複数のツールを併用することで、利益の機会を増やすことができます。例えば、主要通貨ペアを取引するツールと、新興市場の通貨ペアを取引するツールを組み合わせると、幅広い市場チャンスを活かせます。
- ドル円
- ゴールド
- 仮想通貨
複数のツールを試すことで、自動売買ツールの効果を最大限に引き出して安定した取引成果を得ることができます。
複数のツールを同時に回すのではなく、その時に適した市場環境に合わせてツールを使い分けるイメージです!
1位:【トライオートFX】は初心者から上級者まで満足できる自動売買に対応
トライオートFXを提供している「インヴァスト証券株式会社」の親会社は、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場しているインヴァスト株式会社です。
最小取引単位が1,000通貨単位ということで少額から始められ、スプレッドも狭く設定されています。また、リピート型取引に特化しており、自動売買セレクト機能で初心者でも簡単に利用できます。例えば、初心者向けの設定を選ぶだけで、リスクを抑えた取引がスタートします。
トライオートFXのメリット
- 自動売買と裁量取引の両方に対応
- 狭いスプレッドと高スワップポイント
- 初心者向けの簡単設定
自動売買の設定が簡単なオートライトは、初心者でも直感的に操作できるインターフェースを提供しており、手軽に取引を始められます。
特に難しい設定はする必要もなく、はじめは「投資系インフルエンサー」「ストラテジスト」「トライオートユーザー」「オリジナル」といった、完成しているプログラムを選ぶだけです。
設定されたプログラムの数も100種類近くあり、常に新しいプログラムが増えています。その中で選ばれている人気ランキングから選択して、資金に合わせた数量を選択するだけで完了です。
また、オートライトには「ビルダー機能」と言って独自で作成したプログラムが作れます。
ビルダー機能には「レンジ設定」「エントリー額」「利益幅」「損切幅」といった設定ができます。カスタマイズ性も高いため、初心者だけではなく、上級者にも使われているサービスです。
機能面としては、自動売買と裁量取引の両方に対応しており、ユーザーの取引スタイルに応じた柔軟な取引が可能である点があります。スプレッドが狭く設定されているため、取引コストが低く、特にメジャー通貨ペアでの取引が有利です。また、スワップポイントが高く設定されているため、長期保有でも利益を得やすい点も魅力です。
注意点
- 一部のマイナー通貨ペアのスプレッドが広く設定されている点
- PC版の取引ツールが多機能すぎて初心者には使いづらい場合があること
- 通貨ペアの数が他のサービスと比較して少ないこと
- 自動売買を利用する際の手数料が取引量によって変動するため、大口取引をする際にはコストがかかる可能性がある点
これらの注意点を理解した上で、トライオートFXを活用することで、自動売買の利点を最大限に引き出し、安定した収益を目指すことができます。
2位:【松井証券】100円から始められる自動取引
松井証券は個人向けにサービスを提供している「オンライン専業の証券会社」です。 取り扱い商品も様々で、日本株、米国株、FX(外国為替)、投資信託、先物オプション、NISA、iDeCo等の売買が可能です。
そんな松井証券が提供する「MATSUI FX」の特徴を一言でいうと、「少額から始められる、初心者向けの低コスト取引が可能なFXサービス」です。
松井証券のメリット
- 少額である100円から取引ができる
- スプレッドが狭く取引コストが低い
- FX専用ダイヤルといったサポートが充実している
松井証券の「MATSUI FX」のメリットとして、1通貨100円からFXを始められる点が挙げられます。
特に初心者にとって、少ない資金でリスクを抑えて取引を始められるのは大きな利点です。初心者の第一歩は、100円でも良いから実際にポジションを持つことです。松井証券ならスプレッドも業界最狭水準なので取引コストが低く、長期的な利益を追求しやすいです。
その他にもサポート体制も充実しており、受付時間7:00から24:00までの長時間にわたる電話サポートが利用できるため、初心者でも安心して取引をはじめられます。
松井証券の注意点
注意点として、取り扱い通貨ペアの数が少ないことが挙げられます。20種類の通貨ペアを取り扱っていますが、他のFX会社と比較するとやや少ないため、多様な通貨ペアでの取引を希望するユーザーには物足りないかもしれません。
また、利点であるスワップポイントが他社と比べて低いというのも、スワップ狙いの長期投資として見ると向いていません。
初心者としては主要の通貨ペアから始めたいので、20種類の取り扱いがあれば充分です。また初心者に困った時に優しい相談窓口が有るので助かりますね!
3位: みんなのシストレ(トレイダーズ証券)はSNS感覚でトレーダーの輪を広げられる
みんなのシストレはトレイダーズホールディングス株式会社(東京証券取引所スタンダード市場上場:8704)のグループ企業であるトレイダーズ証券が運営しているサービスです。
成績の良いトレーダーの取引をフォローするだけで自動売買が可能です。SNSのような感覚で利用でき、手軽さが魅力です。例えば、「このトレーダーの戦略をコピーする」といったシンプルな操作で取引が開始されます。
「みんなのシストレ」の他にも「みんなのオプション」といった、取引開始時刻から判定時刻までの間に、購入銘柄の価格が上がるのか下がるのかを予測するバイナリーオプション(BO)の取引も取り扱っています。
みんなのシストレのメリット
- 成績のいいトレーダと同じ取引ができる(コピトレ)
- AIによる為替の予想を受けとれる
- 初心者でも始めやすい環境である
トレイダーズ証券の「みんなのシストレ」のメリットとして、選択型の自動売買が非常に簡単に始められる点が挙げられます。ユーザーはあらかじめ用意されたストラテジーを選ぶだけで、複雑な設定なしに取引を開始できます。
また、最小取引単位が1,000通貨から可能であり、数百円から手軽に始められる点も魅力です。さらに、取引手数料が無料で、コストを抑えてFXを楽しむことができます。多彩なストラテジーが提供されており、利用者は自分のニーズに合った戦略を選ぶことができます。
また、初心者にうれしいセミナーや電話サポートも充実している友路も嬉しいですね。
みんなのシストレの注意点!
注意点としては、投資助言報酬としてスプレッドが広めに設定されていることが挙げられます。特に、公開されていない通貨ペアのスプレッドは広がる可能性があり、取引コストが増えることがあります。
また、成績のいいトレーダと言えども必ずしも利益が出るわけではなく、損失が発生する可能性もあります。シストレに任せるだけではなく、定期的な確認と管理をする必要があります。
4位: マイメイト(インヴァスト証券)の自動売買はAIが学習してくれる
マイメイトはインヴァスト証券が運営する自動取引ツールです。
このツールの特徴は投資をしたことがない人や投資に自信がないけど、少しリスクをとった投資をしたい人向けの資産運用のサービスです。 中長期で運用するポートフォリオを簡単に組むことができ、ゲームのように楽しみながら運用することができます。
ゲームキャラクターのようなAI(人工知能)エージェントが取引を学習します。複数のエージェントを運用することが可能で、最初は少額から始めて、エージェントが成長するにつれて取引量を増やしていくやり方も出来ます。
マイメイトのメリット
- 成績のいいAIを選んで取引をするだけ
- AIが自動で相場分析を行うようになる
- 継続学習でAIが成長していく
インヴァスト証券の「マイメイト」のメリットは、AIが自動で相場分析を行ってくれるため、利用者はテクニカルの知識が無くても、成績のいいAIを選ぶだけで取引が始められます。
エージェントと呼ばれるAIが、市場の変化にも対応し運用を行ってくれます。例えば、利益の出せるポイントでは攻めの姿勢で、不安定になった時はリスクを抑えた取引を行ってくれます。
※マイメイトのAIはアルファ碁で有名になったGoogle DeepMindが開発した「強化学習型アルゴリズム」を採用しており、継続的に学習し成長していきます。
注意点
注意点としては、ユーザーにとっての自由度があまりなく、取引量やカスタム内容が限定的な点があります。1体のエージェントに対して一つの通貨だけの取引しかできません。保有できるポジションも1つだけに限られるので、多くの通貨ペアの取引をしたければ複数のエージェントを育成しなければなりません。
また、投資助言報酬がかかるため、頻繁に取引を行うとコストが高くなる可能性があります。(※投資助言報酬は0.1Lotあたり1円(税込み)となり、スプレッドに含まれます。)
5位:トラリピ(マネースクウェア)は特許取得のレンジ相場に強いツール
マネースクエアが運営する「トラリピ®(トラップリピートイフダン®)」の特徴を一言でいうと、「レンジ相場でのリピート注文に特化した自動売買ツール」です。特別大きな利益をねらわずに、小さな利益をコツコツとつみ重ねる戦略です。
トラリピのメリット
- 相場の変動を予想しなくてもよい。(上下当てではない)
- 取引手数料が無料
- レンジ相場で利益を狙いやすい
マネースクエアの「トラリピ」のメリットは、取引手数料が無料であり、取引にかかるコストがスプレッド分だけで済む点です。
また、相場の上下を予想しなくても済む点もあげられます。裁量取引での一番難しい上下予想ですが、トラリピなら「価格の上下範囲を設定する」だけで繰り返し取引を行ってくれます。システム運用のロジックで、最も難しい点を補えることが最大のメリットと言えるでしょう。
レンジ相場に特化しているため、相場が一定の範囲内で上下する場合に繰り返し利益を狙いやすく、相場予測無しで取引に挑めます。
トラリピの注意点
注意点としては、含み損が避けられないことが挙げられます。特に相場が下落すると含み損が大きくなりやすく、精神的な負担がかかる可能性があります。
ツールの特性上トレンド相場に弱く、一方方向に動く状況では利益を出すのが難しくなります。
また、取引手数料が無い代わりにスプレッドも広めに設定されています。さらに、スワップポイントがマイナスになることが多く、持ち越しコストがかかる点にも注意が必要です。
6位: iサイクル2取引(外為オンライン)
iサイクル2取引は株式会社外為オンラインが提供しているサービスです。
相場変動に応じて取引幅を自動で調整するシステムを備えています。例えば、変動幅(レンジ)が予想した数値から外れたとしても、相場に追従しながら自動で調整してくれます。
iサイクル2取引のメリット
- 相場レンジが変わっても自動で追従して取引をしてくれる
- トレンド転換にも自動対応してくれる
- 少額からの取引ができて、デモトレ体験も可能
相場レンジが変わっても自動で追従して取引をしてくれる
外為オンラインの「iサイクル2取引」のメリットは、変動幅(レンジ)が予想から外れて上昇・下落したときに自動で修正して取引を続けてくれます。ランキング方式やボラティリティ方式など、初心者にもわかりやすい設定方法があり、簡単に取引を開始できます。
トレンド転換にも自動対応してくれる
相場にはつきものである「トレンド転換」にも自動対応しています。上げ相場から下げ相場に変わったとシステムが判断した際に売り戦略へシフトしてポジションを持ち直してくれます。
裁量で最も難しいトレンド転換の見極めを、システムが行ってくれます。
少額からの取引ができて、デモトレ体験も可能
1,000通貨からの少額取引が可能で、デモトレードも利用できるため、実際の資金をリスクにさらさずに練習ができます。
注意点
注意点としては、頻繁に取引を行うことで手数料がかさんでしまう点があります。新規のポジションを持つ時と決済を行うと金9尾2ポイントで手数料が掛かります。※nimiコース(1,000通貨あたり)20円+決済手数料20円=40円の手数料/通常コース(10,000通貨)新規手数料200円+決済手数料=400円
※手数料無料のキャンペーンも有るので上手に生かしましょう。
7位:ループイフダン(アイネット証券)初心者向けのシンプルな自動売買
ループイフダンは、アイネット証券が提供しているサービスです。その特徴を一言で表すと、「初心者にも効率的かつ多様な運用が可能な自動売買ツール」です。
ループイフダンのメリット
- 初心者でも簡単に始められる
- スワップポイントが高い
①アイネット証券の「ループイフダン」のメリットは、初心者でも簡単に設定できる点です。
取引数量やポジション数を決めるだけで始められ、自動で取引が行われます。投資を始めてやってみたいという人にも、シンプルな設定だけで始められます。
また、スワップポイントが業界最高水準なので、長期保有でも利益を上げやすい点が魅力です。少額取引も可能で、1,000通貨単位から始められるので初期投資が少なくて済みます。
注意点
ループイフダンの注意点としては、スプレッドが広めに設定されている点が挙げられます。これは取引コストが高くなる場合があるため、頻繁に取引を行うユーザーには不利です。また、自動売買のため、自分で取引タイミングを選べないことがデメリットです。さらに、設定値幅で固定されるため、大きな利益を狙うことは難しいです。
含み損が膨らむリスクもあり、損切り設定をしない場合には損失が大きくなる可能性もあります。この点は初心者が難しく感じることがあり、慎重に取り組みたいところでもあります。
8位:トラッキングトレード(FXブロードネット)スマホだけで完結する自動売買
トラッキングトレードは、株式会社FXブロードネットが提供しているサービスです。スプレッドが狭く、低コストで運用可能。複数の取引戦略が選択できるため、自分に合ったスタイルを見つけやすいです。例えば、手数料が少ない分、少額でも効率的に取引を行うことができます。
トラッキングトレードのメリット
- スマホだけで始められる
- レンジ相場に強いリピート型注文
FXブロードネットの「トラッキングトレード」のメリットとして、スマホだけで簡単に始められる点があります。
設定がシンプルで、初期投資額も少額で済むため、FX初心者にとっても扱いやすいです。
特にリピート型の注文に強く、相場が一定の範囲内で動くレンジ相場の時に安定して利益を狙えます。
注意点
トラッキングトレードのデメリットは、複雑な売買ロジックを設定することができない所です。
リピート型の取引なので、想定とは逆方向へ行き同じ価格邸に戻ってこなければ含み損が膨らみます。設定した相場と逆に動いた場合のリスクには警戒しましょう。
FX自動売買ツールの選び方
初心者が「FXの自動売買ツール」を選ぶ際には、以下のポイントを参考にしてください。
1. 信頼性のあるサービスを選ぶ
金融庁に認可された信頼性の高いサービスを選びましょう。顧客資金の分別管理やセキュリティ対策が徹底されているため、安全性が確保されます。
・利用するサービスの選び方ってあるの?
信頼性、手数料の低さ、取引条件、サポート体制などを考慮して選びましょう。金融庁が定める「金融商品取引登録業者」に登録されている会社を選ぶことが重要です。また、利用者のレビューや評判も参考にし、安心して取引できるブローカーを選びましょう。デモアカウントを提供している会社を選ぶのも良いです。
・国内取引所を使おう!
海外資本のFX業者でも、日本の法令に基づく登録等がなされていれば問題ありませんが、無許可の海外のFX業者を利用してトラブルにあってしまった場合、損害賠償の請求が海外の裁判所に申し込まなければならなくなります。中には実体のない業者もあり、泣き寝入りしなければならなくなるトラブルも多くあります。
2. 操作が簡単なツール
初心者でも使いやすい、操作が簡単なツールを選びましょう。直感的でわかりやすいインターフェースがあるもの、そしてわかりやすいマニュアルやチュートリアルが提供されているものを選ぶと安心です。
取引方法が良く分からず、口座開設したけれど結局取引をしなかった事が有りました。やはり相談窓口が有ったり、親切な使い方説明があるツールがいいですね。
3. カスタマイズ性
取引スタイルに合わせて設定を変更できるツールを選びましょう。カスタマイズ性が高いと、取引戦略を柔軟に調整でき、より効果的な取引が可能です。アルゴリズムの細かな設定ができるツールが理想です。
市場の方向性が変わった時に自動で対応できなかったり、上手く損切設定が出来ないツールだと損失が出ることも有ります。
4. 過去の実績をチェック!
ツールの過去の実績や他のユーザーのレビューを確認するのもおすすめです。「X(FX 自動売買)」などで、長期間安定したパフォーマンスを示しているツールや高評価のツールを選ぶとと良いでしょう。
実際に使っている人を確認するだけでも安心感が違いますね。
5. サポート体制
サポート体制が整っているツールを選びましょう。チャットサポートやFAQ、チュートリアル動画が充実していると安心です。事前にカスタマーサポートの対応や利用者の評価を確認しましょう。
特に初心者の場合、サポート体制が整っているツールを選ぶことが重要です。
初めて使う時の設定について聞けました。自分だけだから、正しいのか確認してもらえるだけでも本当に助かる。
6. デモ版の利用
デモ版を提供しているツールを選び、実際に試してみましょう。仮想資金を使ってリスクなしでツールの操作感や機能を確認できます。デモ版でツールの使い勝手や戦略の効果を確かめてから本格的に利用を開始しましょう。
・自分に合ったツールをどうやって選べばいいんだろう?
どのツールが良いのか分からなければ、各ツールのデモアカウントを利用して試してみましょう。自分の取引スタイルに合うか、使いやすいかを確認してください。実際に触れて使ってみるのが一番確実です!
特に、自分の納得できる取引戦略を簡単に設定できるツールを選びましょう。
信頼性のあるブローカー、使いやすさ、カスタマイズ性、実績とレビュー、サポート体制、デモ版の利用を考慮して、自分に合った自動売買ツールを選びましょう。これにより、安心して取引を始めることができますよ!
自信をもって取引するには戦略と自動売買ツールの仕組みを学ぶこと
自動売買だからと言ってその仕組みを知らずに活用するのにはリスクが伴います。そのため、自動売買ツールの仕組みと技術的背景について解説します。
裁量よりも優位なAIという技術の進化
最近の自動売買ツールには、AI(人工知能)や機械学習が組み込まれており、より高度な取引が可能になっています。
例えば、ツールが市場の動向を学習し、適切なタイミングで自動的に売買を行うことができます。これにより、裁量取引よりも迅速かつ正確な判断が可能となり、初心者でも効率的に利益を上げることができます。
取引手法の種類とアルゴリズム
自動売買ツールでは、様々なアルゴリズム(取引戦略)が使用されています。
以下に代表的な取引手法を紹介します。
- ・ナンピン(難平)
-
価格が下がったときに追加で買う戦略です。これにより、平均購入価格を下げることができるため、価格が少し戻っただけでも利益を出しやすくなります。
- ・マーチンゲール
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損失が発生した場合に、次の取引で投資額を増やす戦略です。これにより、一度の取引で損失を取り戻すことができます。ただし、リスクも高いため、慎重に利用する必要があります。
- ・ブレイクアウト
-
レジスタンスラインを超え、相場の方向感が明確になったときに取引を行う戦略です。勝率の高い部分に合わせてポジションを持ち、大きな価格変動を捉えて利益を上げることを目指します。
これらの取引戦略の特性を理解することで、効果的な運用が可能になります。初心者でも、各戦略の基本を知っておくことで、自動売買ツールをより上手に使いこなすことができるでしょう。
技術的な事を知らなくても自動取引だって行えますが、より自分好みの取引をするための設定をするためにも基本は押さえておきたいですね!
自動売買ツールの設定と使い方ガイド
自動売買はツールの使い方を身につけるところから始まります。どのツールもポイントは同じなので確認してくださいね!
初期設定の手順
初めてのユーザーでも簡単に設定できるように、自動売買ツールを使って取引きまでの流れを紹介します。
- 1.口座を開設する
-
まず、信頼できるFX業者で取引口座を開設します。「おすすめFX自動売買ツールランキング」を参考に気になる業者を選んで申し込みをしましょう。申し込み欄から必要な情報を入力し、口座開設手続きを完了させます。
- 2.ツールをダウンロードする
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口座開設後、業者の提供する自動売買ツールをダウンロードします。通常、業者のウェブサイトから簡単にダウンロードできます。ダウンロードが完了したらツールをインストールしてログインします。パソコンの場合はインターネットのブラウザからアクセスし、スマホの場合は専用のアプリをダウンロードするのが一般的です。
- 3.入金して取引開始
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初期設定が完了したら取引口座に入金です。取引先ごとにあなた専用の口座が用意されますので、ツールと連動した自分専用の口座に入金しましょう。入金方法は銀行振り込みの他にも、クレジットカードでの入金も可能です。
入金が完了したら、いよいよ取引開始です。
・自動売買の設定が難しくないですか?
初心者向けのチュートリアルやガイドがあるツールを選ぶと設定が簡単です。分からなければサポートを利用しながら設定を進めましょう。多くのツールはユーザーフレンドリーなインターフェースを提供しており、初心者でも簡単に設定できるよう工夫されています。
・自動売買ツールの設定を変更するにはどうすればいいですか?
自動売買ツールの設定は、ツールのメニューから簡単に変更できます。取引通貨ペア、取引額、リスク管理の設定などを調整し、自分の取引スタイルに合った設定にカスタマイズしましょう。ツールによっては、設定ガイドやチュートリアルが用意されているので、それを参考にすると良いでしょう。
カスタマイズ方法
自動売買ツールは、利用者のスキルレベルに応じて設定をカスタマイズできます。以下に、いくつかの具体的なカスタマイズ方法を紹介します。
- 1.リスクを低く設定する
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初心者は、リスクを低く設定することをお勧めします。まずは取引額を小さく設定し、ロスカットの設定も絶対に行いましょう。これにより、大きな損失を防ぐことができます。
- 2.取引頻度を調整する
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自動売買ツールは取引頻度を調整することが可能です。例えば、取引回数を少なく設定すると、リスクを抑えることができます。逆に、取引回数を多く設定すると、利益を狙う機会が増えますが、リスクも高まります。
- 3.取引戦略の選択
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ツールには様々な取引戦略が用意されています。初心者は、プロのトレーダーが作成した戦略を選ぶと良いでしょう。自分の取引スタイルやリスク許容度に合った戦略を選ぶことで、効率的な取引が可能になります。
これらのガイドに従って、自動売買ツールを効果的に設定し、自分に合った取引を始めてみましょう。
まずはデモ版によるシミュレーションを活用しましょう
はじめは極力リスクを減らす事に重点を置きましょう。そのために役立つのがデモ版です!はじめはデモ取引を使って感覚を掴みたいですね!
FX自動売買ツールを初めて使うなら、まずデモ版を試すことを強くお勧めします。デモ版では仮想のお金を使って実際の市場で取引をシミュレーションできるので、リスクなしでツールの使い方を学べます。これにより、本物のお金を使う前に、自分の戦略がうまくいくか確認し、必要に応じて設定を調整できます。
また、デモ版を通じて市場の動きやツールの反応を学び、リスク管理のスキルも磨けます。デモ版でしっかり練習することで、自信を持って本番の取引に臨むことができます。デモ版の利用は、安全かつ効果的にFX自動売買ツールを始めるための第一歩です。
・デモアカウントを使う利点ってあるの?
デモアカウントは、実際の資金を使わずに取引の練習ができます。ツールの操作方法や取引戦略をテストするのに最適です。デモ取引で十分に練習し、自信を持ってリアルマネーでの取引に移行しましょう。デモアカウントを通じて、リスクなしで市場の動向やツールの機能を理解することができます。
・バックテストのやり方を知りたいです。
過去の市場データを用いてツールの戦略をテストし、パフォーマンスを確認します。取引履歴や統計データを分析し、戦略の有効性を評価しましょう。ツールのバックテスト機能を活用し、最適な戦略を見つけることが重要です。複数の期間や市場環境でテストを行い、戦略の信頼性を確認しましょう。
・自動売買ツールのバックテスト結果の見方を知りたいです。
バックテストの結果を分析し、取引戦略の有効性を評価します。利益率、勝率、ドローダウンなどの指標を確認し、改善点を見つけます。複数の期間や市場環境でテストを行い、戦略の信頼性を確かめましょう。
デモ版で数ヶ月間取引を練習したおかげで、本番でも自信を持って取引を開始できました。成功事例を得るってとても大切ですね!
自動売買型FXツールを使う上での注意点
1. 信頼性とセキュリティ
自動売買ツールを選ぶ際は、セキュリティは非常に重要です。
まず、金融庁に認可された信頼できる会社を選びましょう。これにより、「金融商品取引法(第四十三条 金融商品取引業者等は、顧客に対し善良な管理者の注意をもつて有価証券等管理業務を行わなければならない。)」で定められている顧客の資金が分別管理されるので、万が一の事態になっても当た他の口座にあるお金は保証されます。
次に、ツール自体が強力な暗号化技術を採用しているか確認し、不正アクセスを防ぐ仕組みがあるかを確認します。定期的なソフトウェアの更新とバックアップも重要です。
(※例:みんなのFXのセキュリティ対策)
- 通信盗聴防止
- ログイン時の2段階認証機能
- ログインアラート機能
- 第2パスワード
- 出金時の2段階認証機能
- 第2パスワードアラート
- ソフトウェアキーボード
- パスワードの強度チェック
- アカウントロック機能
- 自動タイムアウト機能
(独自で対策すること)
- 2段階認証機能のご利用
- 安全なパスワードの設定
- 取引終了後のログアウトおよび電源の切電
- スマートフォンの画面ロック
- 不特定多数の人が利用するパソコンからログインしない
- ソフトウェアを最新に保つ
- 無線LANのセキュリティ設定
独自で対策する二段階認証や複雑なパスワード管理を徹底し、自分自身のセキュリティ意識を高めましょう。これらの対策を行うことで、安全に取引を行うことができます。
2. リスク管理
「資金管理」と「ストップの設定」
自動売買でも適切なリスク管理が欠かせません。ストップロスやテイクプロフィットを設定し、損失を最小限に抑える仕組みを整えましょう。また、総資産の一定割合以上を一度に投資しないよう、資金管理のルールを徹底することが重要です。
無計画な取引は大きな損失を招くリスクがあるため、慎重なリスク管理が求められます。
※さらに詳しくはこちら>
利益が出ていたから安心していていたんだけど、そんな時にかぎって突然の急落…。一気にマイナスになってしまった時にはもう損切りするしかなかったんです。
3. バックテスト
ツールを導入する前に、過去の市場データでバックテストを行いましょう。これにより、ツールの戦略がどの程度効果的かを確認できます。ただし、過去のパフォーマンスが未来を保証するものではないため、現在の市場状況との整合性も重要です。
バックテストはツールの信頼性を見極めるための重要なステップです。
4. デモアカウントの利用
リアルマネーを投入する前に、デモアカウントでツールを試してください。実際の取引環境での動作や使い勝手を確認できます。デモアカウントを使用することで、リスクなしでツールの性能や取引戦略をテストでき、本番の取引に備えられます。特に初心者にとって、このステップは必須です。
5. 市場の理解
自動売買に全面的に頼りすぎず、FX市場の基本的な動向や経済指標の影響を理解することも重要です。
指標となる「経済の基礎的条件」から分析を行うファンダメンタルズ分析。 もう一つが、チャートやテクニカル指標を用いるテクニカル分析です。
「経済の基礎的条件」である、市場のニュースや経済イベントに注目してツールの取引戦略がその影響をどう受けるかを考慮する必要があります。基礎的な市場知識があることで、より適切なツールの使用が可能になります。
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過去に雇用統計直後に相場が大きく動いて損をした事が有ります。それ以来経済指標が出る時はポジションを持たないマイルールを作りました。
6. 設定とカスタマイズ
自動売買ツールは、初期設定のまま使うのではなく、自身の取引スタイルや目標に合わせてカスタマイズしましょう。取引の頻度、リスク許容度、使用するインジケーターなどを調整することで、より効果的な運用が可能です。定期的に設定を見直し、最適なパフォーマンスを維持することが大切です。
※さらに詳しくはこちら>
私は大きく稼ぐのではなく、少額ロットを頻繁に利確してコツコツ確実に利益を出していく戦略です!
7. 定期的な監視とメンテナンス
ツールが正常に動作しているかを定期的に監視し、技術的なトラブルや市場の急激な変動に迅速に対応できるよう準備しましょう。
ツールのアップデートやメンテナンスを怠らず、必要に応じて設定を調整します。自動化しているからといって完全に放置せず、適宜チェックすることが重要です。
放置で利益が出ると思っていたら、ロスカットされてたことが…
8. スプレッドと手数料
自動売買ツールの使用には費用や取引手数料がかかることがあり、これらのコストが利益を圧迫しないよう事前に確認が必要です。特に月額料金や取引ごとの手数料が高い場合、思った以上に利益が出ないことがあります。
他にも売り買い間のスプレッドの広さも運用コストに跳ね返ります。
総合的な運用コストを見積もり、それに見合った利益が得られるかを検討してください。
9. 心理的影響
自動売買でも心理的な影響を受けることがあります。パフォーマンスが悪化した場合でも冷静に対処し、感情に左右されず設定した戦略に基づいて行動することが重要です。
また、自動売買に過度な期待を持たず現実的な目標を設定し、心理的な安定を保つことが成功への鍵となります。
これらの注意点を踏まえて、自動売買型のFXツールを効果的に利用することが重要です。各ツールの特性を理解し、適切なリスク管理と戦略を立てて活用しましょう。
FXの自動売買ツールのリスク管理
FXの自動売買ツールは、取引を自動化し、効率的にするための便利なツールです。しかし、適切なリスク管理を行わないと、大きな損失を招くことがあります。
ここでは、安全に自動売買ツールを使うための重要なポイントを紹介します。
1. 資金管理を徹底する
資金管理はリスク管理の基本です。取引ごとに使う資金を決めておくことが大切です。
例えば、1回の取引で許容する損失を全体の資金の1~2%を超えないようにしましょう。1万円の掛け金でしたら100~200円の損失で損切するイメージです。ロスカット設定をしていれば大きな損失を防ぐことができます。
また、借り入れを使った信用取引(レバレッジ)は、大きな利益を狙える反面リスクも高まります。レバレッジの利用は慎重に行い、無理のない範囲で取引を行いましょう。
リスク管理の基本を理解し、実践することが成功への第一歩です。
2. 定期的にパフォーマンスを評価して調整する
市場の状況は常に変わります。そのため、自動売買ツールの設定や戦略も定期的に見直すことが必要です。
週に一度、または1ヶ月に一度はツールのパフォーマンスをチェックし、どれだけ効果があるか確認しましょう。過去のデータに基づいた戦略が現在の市場でうまくいかないこともあるため、常に最新の情報を反映させることが重要です。
3. 損切りの設定を絶対に行う
損切りの設定は、予想外の損失を最小限に抑えるために絶対に行いましょう。
自動売買ツールを使う際には、あらかじめ損切りラインを設定しておきましょう。これにより、特定の価格に達した時点で自動的に取引が終了し、大きな損失を防ぐことができます。特に、急激な市場変動があった場合に効果的です。
一番怖いのは相場における心理的影響です。損切りせずに気がついたら損が大きくなりすぎて、損切が出来なくなってしまうことです。
僕の月給よりも大きな含み損を抱えた時は、自分では損切りできなくて病みました…
・リスク管理の中で一番大切なことって何ですか?
FX自動売買でのリスク管理で一番大切なのは、資金管理です。具体的には、1回の取引で許容する損失を全体の1~2%に抑えることです。(※資金管理の2%ルール)これにより、一度の損失が大きな影響を与えず、長期的に取引を続けることができます。さらに、損切り設定を確実に行い、予期せぬ相場変動による損失を最小限に抑えることも重要です。資金管理を徹底することで、安定した取引が可能になります。
FXの自動売買ツールを効果的に使うには、資金管理を徹底し、定期的にパフォーマンスを評価・調整し、損切りの設定を行うことです。とくに初心者の場合は、一度に投資する金額を抑えていざという時には損切もする。手放しではなく定期的なメンテナンスも重要なんですよ!
最新のマーケット動向と自動売買ツールのアップデート
自動売買のツールだからと言って、すべてを任せきりにすることはできません。定期的なメンテナンスと、調整をしましょう。
市場動向の分析
現在の為替市場のトレンドを理解することは、自動売買で成功するために非常に重要です。以下のポイントを参考に、市場動向を分析しましょう。
- ・今後の市場の動向を予測する方法
-
市場のニュースや経済指標の発表をチェックすることが大切です。例えば、中央銀行の政策金利の変更や経済成長率の発表は、為替レートに大きな影響を与えます。これらの情報を元に、今後の市場の動きを予測しましょう。
- ・市場の変動に合わせた戦略の調整法
-
市場の状況が変わった場合は、自動売買ツールの設定や戦略を見直す必要があります。例えば、ボラティリティ(価格の変動幅)が高まった場合は、リスクを抑えるために取引額を減らしたり、損切りの設定を厳しくするなどの対応が考えられます。
・FX市場の基本的な仕組みってどうなっているの?
FX市場は通貨の交換を行う市場で、為替レートの変動を利用して利益を得る仕組みです。取引は24時間行われ、様々な要因でレートが変動します。基本的な仕組みを理解し、市場の動向を常に把握することが重要です。
・主要な経済指標とその影響ってあるの?
GDP、失業率、消費者物価指数(CPI)などの経済指標は為替レートに大きな影響を与えます。これらの発表に注目し、取引戦略に反映させましょう。経済カレンダーを活用し、重要な指標の発表を把握しておくことが重要です。
市場の動向をみながら、勝ちやすい状況の時にだけツールを稼働させる方が勝率も上がりますよ!
ツールのアップデート情報
自動売買ツールは、常に進化しています。最新のアップデート情報を把握し、新機能を活用することで、より効果的にツールを利用することができます。
新しいアルゴリズムの追加
自動売買ツールに新しいアルゴリズムが追加されることがあります。これにより、より多様な戦略を試すことができるようになります。例えば、新しいアルゴリズムが市場のトレンドをより正確に捉えることができる場合、そのアルゴリズムを利用することで取引の成功率が向上する可能性があります。
ユーザーインターフェースの改善
ツールの操作性が向上することで、初心者でも使いやすくなります。例えば、インターフェースが直感的でわかりやすくなると、設定や戦略の変更が簡単に行えるようになります。定期的にツールのアップデート情報をチェックし、新しい機能や改善点を活用しましょう。
これらの情報を基に、自動売買ツールを効果的に活用し、市場の変動に対応することで、より安定した取引を行うことができます。
自動売買ツールに関するよくある質問(FAQ)
ここでは、自動売買ツールを利用する際にユーザーがよく抱く疑問に答えます。
- 初めての方が気をつけるべきポイント
- トラブルが発生した際の対処法
- リスク管理に関する質問
- 設定やカスタマイズに関する質問
- 自動売買ツールを使い始める際に注意すべきことは何ですか?
-
まず、信頼できるFX業者を選びましょう。口コミやレビューを参考にして、サポートが充実している業者を選ぶと安心です。また、初めての取引では、少額から始めることです。リスクを抑えるために、設定でリスク管理をしっかり行いましょう。
- 自動売買ツールなら儲けが出ますか?
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自動売買ツールは「自動で取引を行ってくれる」つーるで、勝手に稼いでくれるツールではありません。ロスカットが続けば損失が出ますし、利確できる方向へ動けば儲かります。
しかし、損は小さく利益は大きくという設定をすることで、コツコツと利益を積み重ねることができます。
- 継続的に利益を出せますか?
-
継続して利益を出すには、市場の理解とリスク管理が不可欠です。ツールの設定や戦略の見直しを定期的に行い、市場の動向に合わせて調整しましょう。長期的な視野で取り組み、過度な期待を避けることが成功の鍵です。実際の取引結果を定期的にチェックし、改善点を見つけることも重要です。
- 自動売買ツールが正しく動作しない場合、どうすればいいですか?
-
ツールが正しく動作しない場合は、まずインターネット接続を確認し、ツールを再起動してみてください。それでも解決しない場合は、ツールの設定を見直したり、最新バージョンにアップデートすることも効果的です。それでも問題が解決しない場合は、業者のサポートセンターに問い合わせましょう。
- 自動売買で大きな損失を避けるにはどうすればよいですか?
-
リスク管理の基本として、一度に大きな金額を投資しないことが重要です。また、損切りの設定を必ず行い、損失が一定の範囲内に収まるようにしましょう。リスク分散のために、複数の戦略やツールを併用することも効果的です。
- 資金を失うリスクが高くないですか?
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もちろんリスクはあります。そのためリスク管理が重要になります。ストップロス(損切り)を設定し、損失を最小限に抑えましょう。まずは少額から始めて、リスクに対する耐性を確認しながら徐々に投資額を増やすのが安全です。
- どのくらいの初期資金が必要ですか?
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初期資金はサービスによって異なり、少額から始められるものも多いです。一口100円から始めることも出来ますが、初めてならば数万円(1~3万円)から始めると良いでしょう。
無理のない範囲で投資を行うことが重要です。初期投資額を決める際には、リスク許容度や資金管理の方法も考慮してください。
- 市場の急変動にどう対処しますか?
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市場の急変動に対応するためには、ストップロスを設定し、ツールの監視を怠らないことが重要です。急変動時には手動で介入することも考えましょう。経済ニュースや重要な指標発表に注意を払い、事前に対策を講じることも必要です。特に重要なイベントの前後は、防御力を高めにしておきましょう。
- 不正や詐欺のリスクが心配です。どうしたら良いでしょうか?
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金融庁の認可を受けている信頼できる会社やサービスを選ぶことで、不正や詐欺のリスクを減らせます。金融庁のホームページから認証を確認し、登録のある業者を選びましょう。契約前にブローカーの評判やレビューをしっかりと確認することも重要です。
- どのくらいの時間と手間がかかりますか?
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初期設定や定期的な監視と調整が必要ですが、慣れれば簡単なメンテナンスだけで運用できます。最初は時間がかかるかもしれませんが、定期的に設定を見直して必要な調整を行うことで、最小限の手間だけで運用できます。
- 初心者でも使えますか?
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初心者向けに設計されたツールも多くあります。使いやすいインターフェースや充実したサポートがあるツールを選びましょう。初心者向けのガイドやチュートリアルが充実しているかを確認してください。ツールのデモ版を利用して、実際の操作感を確かめるのも良い方法です。
また、インターネット上には多くの無料教材やセミナーを開いているサービスもあります。基本を学んで実際にデモアカウントで試すことで理解が深められます。
- 自動売買のメリットとデメリットはなんですか?
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メリットは時間の節約や感情に左右されない取引です。デメリットは設定ミスや市場の急変動に対応しきれないことがあります。メリットとデメリットを理解し、自分の取引スタイルに合った方法を選びましょう。自動売買の利点を最大限に活かすためには、適切な設定と監視が必要です。
- 自動売買におけるよくある失敗とその回避法を知りたいです?
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設定ミスや過度なリスクを取ることがよくある失敗です。慎重な設定とリスク管理を徹底し、定期的な見直しを行いましょう。また、バックテストを十分に行い、戦略の有効性を確認することが重要です。過去の失敗例から学び、同じ過ちを繰り返さないようにすることが大切です。
- どの程度の利益が期待できますか?
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利益は市場状況や戦略によりますが、過度な期待は禁物です。欲をかくと損をする法則があるので、精神てにも余裕の持てる現実的な金額目標を設定しょう。
これらのQ&Aを参考にして、自動売買ツールの事を理解して利用してください。疑問や不安が解消されることで、より効果的にツールを活用できるようになります。
まとめ
FX自動売買ツールは、上手に使うことで効率的に資産を増やすことができます。
とくに初心者は使いやすさと信頼性を重視してツールを選び、余剰信金を使って少額から始めることをおすすめします。選ぶポイントとして、必ず「デモ取引」又は「最小ロット」で練習し、ツールの感じに慣れてから掛け金を増やすのが成功への近道です。
裁量で行うFXの最も難しいところは、精神的な不安感が勝ち負けに大きく左右されるところです。このメンタルの部分をツールに任せることで、裁量取引のデメリットを克服します。
自分に合ったツールを見つけ、継続的な学習と改善を行いながら、FX取引を楽しんでくださいね。